新・アドリアナの航海日誌

詩と散文、日記など。

夜が少しづつ開けていくと・・・

2012-09-30 23:02:33 | フォト・ポエム



夜がすこしずつ開けていくと
まず塔が立ち現れる
鳥が鳴き
ひかりが窓辺を照らし
それから
たくさんの声があがる






写真は2009年夏に撮影したボルドー市内です。




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あの頃チャンネル(2011年09月25日~2011年10月01日)

2012-09-25 22:30:52 | 翻訳詩
あの頃チャンネル(2011年09月25日~2011年10月01日)
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愛するってことは

2012-09-23 22:21:50 | ポエム


心配すること
おびえること
落ち着かなくなること
寂しくなること
簡単な計算が出来なくなること
喉が渇くこと
座ったり
立ったりすること
窓を開けたくなること
何度も机の引き出しを開けること
それから

「ただいま」っていうことばに
泣きそうになること

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ベンチ*un banc

2012-09-23 22:17:35 | ポエム


夢と
夢でないものと

もしかすると
その境目に
人生のベンチがある

おすわり と
やさしく声をかけてくれたのは
誰?

そこなら
忘れ物をしてもいいような気がする
陽に晒されて
擦り傷のついたベンチの上なら
うっかりと
眠ってしまってもいいような気がする
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今日の風のなかで出会うものたち

2012-09-23 22:10:08 | 翻訳詩
    
そのころ
白衣を着て
わたしは病院の窓口にいた
あなたは
写真集を売って歩いていた
まだ出会っていなかった頃

イラクで
爆弾が炸裂した
子どもが
飢え死にした

詩を書いていたわたし
詩をまだ書いていなかったあなた

イラクで
死んだ子どもには
会ったことはなかった
生涯
会うことはなかった

飢え死にはしなかったが
爆弾も浴びなかったが
人生の吊り橋を
うまくわたれなくて
つまずいてばかりいた
あなたも
わたしも
そのころ・・・

イラクで子どもが死んだ
砂漠の黄色い風の中に
眠っていたあの子の
ハタハタと翻っていた
青い服の切れ端

何もかもが
ひとつにつながる
生きるという
今日の風の中で


コメント (2)
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mon petit jardin5

2012-09-22 20:52:54 | 写真・日本
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mon petit jardin4

2012-09-22 20:52:14 | 写真・日本
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mon petit jardin3

2012-09-22 20:51:36 | 写真・日本
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mon petit jardin2

2012-09-22 20:50:55 | 写真・日本
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mon petit jardin1

2012-09-22 20:49:25 | 写真・日本



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