新・アドリアナの航海日誌

詩と散文、日記など。

神の葡萄

2011-12-26 23:18:19 | ポエム


この世に生まれたのは
なんのため?
風を感じるため よ
朝一番に鳴く
雀の歌を聞くため よ

わかっていたわ
それだけでいいってこと
朝が始まるたびに
新しいスクリーンが
降りてくる

この世に生まれたのは
なんのため?
夜のとばりを見るため よ
つつましい場所に
優しい明かりをつけるため

一日の終わりに
神の葡萄を味わうため
悲哀のカーテンをそっと閉じて

そしてもう一度
眩しい光のなかに
生まれるため よ





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪茶屋町100万人のキャンドルナイト2

2011-12-22 22:46:27 | 写真・日本
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪茶屋町100万人のキャンドルナイト1

2011-12-22 22:45:23 | 写真・日本
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたは・・・

2011-12-21 23:28:39 | ポエム


今袖口を通り抜けた風
今朝咲いたひまわり
かすかに聞こえる潮騒
重なり落ちる森の葉

雑踏のなかを流れる歌声
ある日ポストに届く手紙
夜道を静かに照らす星
魚を自由に泳がせる水

一本のろうそくのように
一本のペンのように
一本の杖のように
一本の樹のように

ひとよ
あなたは
そこにいる









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの頃チャンネル(2009年12月20日~2009年12月26日)

2011-12-21 14:18:55 | 感受性の木
あの頃チャンネル(2009年12月20日~2009年12月26日)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪茶屋町・100万人のキャンドルナイト

2011-12-14 22:10:31 | 感受性の木
大阪茶屋町・100万人のキャンドルナイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの頃チャンネル(2010年12月12日~2010年12月18日)

2011-12-13 22:13:17 | 感受性の木
あの頃チャンネル(2010年12月12日~2010年12月18日)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宿命

2011-12-13 21:58:56 | ポエム

夜は眩しい光を夢み
昼は沈黙の闇を望んだ

互いに惹かれながらも
夜と昼は永遠に逢うことはない





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の娘

2011-12-11 22:54:38 | ポエム


冬は赤い頬の娘
長い風のスカートを履いている

手には木蔦で編んだ籠
黄金色の木の実を入れて

冬はどこかですれ違った娘
暖炉で燃える薪の匂いがする

遠いむかしの思い出が
ふと甦るのは冬のこと

運んでくるのは冬の娘
白い雪の侍女達を従えて










































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩の一行

2011-12-10 21:37:36 | 今日の気になることば
久しぶりにダスキン・ホフマン先生のことばです。先生は哲学者ですが、詩人でもあり、次のような示唆に富むことばを書いておられます。

散文においては、前の一行が次の一行を支える。
ただ、詩においては、一行を支えるのは自分であり、
その一行が、翻って自分を支えてくれる。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする