昨日からやっと暖かくなってきた
少し動くと汗ばむほどの気温になり
さわやかで出かけたくなる陽気にうれしい
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今日で、本「シズコさん」佐野洋子著 を読み終わった
自分の母との関わりを書いた本
4歳の時、母の手を繋ごうとしたら、「振り払われた」記憶から
母には、甘えることも、弱音を吐くこともできなくなってしまった
19歳で家から出て、自分の生活・仕事・結婚・子育てをしてきた彼女は
ずっーと母には、打ち解けられない弱みを持ち続けた
長女だからといって、晩年は彼女の家に住みつき、
その後老人ホームに入るのも全て世話した(経費全額)
それでも、母には馴染むことはなかった
どんどんボケてきて、
やっと気持ちが「穏やかに」なり、
体に触れることができるようになったという、母子の話だ
それを読んで、自分の母との関わりを想い、
母の死後、私の生活はどうなるのかなあなんて
考え込んでしまった
軽い口げんかは、時々するけれど、仲は悪くないと思うし
いじめられた記憶もない
でも、母は私と同等の女だと思っているので、ライバル意識はあるみたい
最近は、自分の服やバックなどを買う時には母の分も買ってくることが多くなった
まあ、私の選んだものでも、すごく満足しているので、ストレスはないはず
こんな些細な事で、円満に行っているのだから
佐野洋子さんのように、母親と戦うことはないでしょう
願わくは、このままボケないで長生きしてほしいと思います
長生きすればするほど、ボケるのは、避けられないと思いますが、
覚悟だけはしなければなりません