今年の鮎漁サブロー日記 今年の鮎漁
一言でいえば私にとっては良い年であったと思う、鮎はその年年によって遡上の具合、冷水病の事情によって大きく左右される。今年、初めは冷水病で多くの鮎が死に、今年もだめかと思っていたが、7月の終り頃より魚影が見え初め、10月末(池川に限り)まで楽しむことが出来た。
漁の総決算は先日の池川応援団の忘年会で皆さんと共に食し、満足感、達成感で果たすことが出来た。新調の網もぼろぼろになり戦いの激しさを物語っている。 森下雨村の「猿猴川死す」でもないが、いつまでたっても少年の様な心が抜けず。休日には一日中魚を追って池川の清流を駆け回っている。なんと、もったいない事よ、この環境。
でもただ鮎ばかり追って居るのではない。今年の発見は、安居銅山への起点となる。川内谷の馬立の河床の岩盤が現れて来て。昔ここを渡ったと思われる飛び石状の岩が連なっている。60年の川歴?の私も初めて見る。この少し下流の河床に、断層らしきものを先年見つけていたのだが、これは埋まって見えなくなっている。我輩が特に注意しながら川をこぶって居るのは、温泉の発見である。川底では硫化水素が出ていても、大量に出てない限り発見がむつかしい。大渡の下に出ているのは確認済みであるが、安居川で発見したい。そして、もう一つ、大正ゴリ、オコゼの棲息状態である。近年ほんど見えなくなった。このオコゼ、大正時代に入って来たものであろうが今や絶滅か?。 しかし今年も居った。大きいオコゼが網に掛かった。うっかり素手でつかむと、おおけな針で刺される。とても痛い。今年も確認出来て一安心。ところが近年変なやつが入って来た。モツゴでもハヤでもない、しいて言えばモツゴに似ているが、もっと頭が尖って体に薄黒いツートンカラー。これが昨年より増えている。誰か名前を知るまいか。平成ハヤとでも名づけておこう。
一言でいえば私にとっては良い年であったと思う、鮎はその年年によって遡上の具合、冷水病の事情によって大きく左右される。今年、初めは冷水病で多くの鮎が死に、今年もだめかと思っていたが、7月の終り頃より魚影が見え初め、10月末(池川に限り)まで楽しむことが出来た。
漁の総決算は先日の池川応援団の忘年会で皆さんと共に食し、満足感、達成感で果たすことが出来た。新調の網もぼろぼろになり戦いの激しさを物語っている。 森下雨村の「猿猴川死す」でもないが、いつまでたっても少年の様な心が抜けず。休日には一日中魚を追って池川の清流を駆け回っている。なんと、もったいない事よ、この環境。
でもただ鮎ばかり追って居るのではない。今年の発見は、安居銅山への起点となる。川内谷の馬立の河床の岩盤が現れて来て。昔ここを渡ったと思われる飛び石状の岩が連なっている。60年の川歴?の私も初めて見る。この少し下流の河床に、断層らしきものを先年見つけていたのだが、これは埋まって見えなくなっている。我輩が特に注意しながら川をこぶって居るのは、温泉の発見である。川底では硫化水素が出ていても、大量に出てない限り発見がむつかしい。大渡の下に出ているのは確認済みであるが、安居川で発見したい。そして、もう一つ、大正ゴリ、オコゼの棲息状態である。近年ほんど見えなくなった。このオコゼ、大正時代に入って来たものであろうが今や絶滅か?。 しかし今年も居った。大きいオコゼが網に掛かった。うっかり素手でつかむと、おおけな針で刺される。とても痛い。今年も確認出来て一安心。ところが近年変なやつが入って来た。モツゴでもハヤでもない、しいて言えばモツゴに似ているが、もっと頭が尖って体に薄黒いツートンカラー。これが昨年より増えている。誰か名前を知るまいか。平成ハヤとでも名づけておこう。
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