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福家堂本舗/遊知やよみ

2021-02-13 | コミック

 

昨年、寿退職し、一時家に戻ってきた娘と二人で見た配信ドラマがこの福家堂本舗でした。
ドラマが面白かったこともあり、電子書籍をAmazonから購入。
ドラマの配役を脳内で想像しながら読んだので尚、楽しめました。

ちなみにドラマでは

雛役に、佐々木希
あられ役 早見あかり(主演)
はな役 宮野陽名
3人の母親役の駒子は浅野ゆうこ

後に雛の夫となる桧山は、山下健二郎
あられの恋のお相手は 市原隼人
はなのボーイフレンド 前田旺志郎

創業450年の歴史を誇る老舗和菓子店「福家堂本舗」
しっかりものの長女「雛」
自由奔放でおてんば娘の次女「あられ」
少し天然の三女「はな」の三姉妹の恋と成長の物語


京都という街は、他の地方と比較すると少し独特なところがあるのか
京都に住んでいた事があるという知人も、閉鎖的なところがあるかもしれないと聞いていました。
新しいものを受け入れないと言うより、古い歴史を大事にするのが京都の良さなのかもしれません。

また、私なら褒められていると勘違いしてしまいそうな会話の中身も、実は毒を放っていること。
さらに「荷物をお持ちしましょう」「おおきに」の『おおきに』は、「遠慮します」の意味
「家でお茶でも飲みませんか?」は、社交辞令で本気にしてしまうと
「厚かましい人」と思われてしまうなど、京都独自の意思疎通も面白いです。

最終巻では6年後の3人が描かれています。
三女、花の結婚が決まり、ハッピーエンドで終わるのですが
子供を育てる二人の姉を、複雑な表情で見る花の姿が印象的です
 
私も子供がいるせいか、とても考えさせる場面が多かったです。

 



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