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伊藤さんは、自分が性犯罪被害にあったことで、司法制度の問題に直面し
海外と日本の制度の違い。そしてサポートの違いを訴えています
性犯罪に関する本はこれが初めてではなく、何冊か読んでいるのですが
いきなり、事件当日の話を綴る人が多いのに対し、black boxは自分の生い立ちから話が進み
しかも流れがスムーズで、小説を読んでいるような錯覚に陥るほどでした
とにかく、今まで読んだ性犯罪とは流れが違うため、最初は面食らったのですが
事件当日の話になると、流石に感情を抑えることが出来なくなったとみえ
まだ、事件と向き合うことが出来ずにいることが伺えます
ところで、山口氏が政権寄りだったこともあり、この事件の話になると
必ずと言って良いほど目にする記事は、山口氏に対して「安倍にべったり」の文字。
伊藤さんへのインタビューでも、性犯罪の問題のはずなのに
政権批判に話を繋ごうとする印象がとにかく強い。
また伊藤さんの周囲も、反政権の人達が多く
本気で伊藤さんを応援しようとする人がどれだけいるだろうと、疑問に思うことがあります。
両親や友人には恵まれていても、それ以外の周囲が、政権批判に伊藤さんを利用し
逆に伊藤さんを苦しめているように思いました