【あらすじ】
優しい夫と優しい姑。好きな仕事をさせてもらい、綺麗に着飾り。
恵まれた環境で生活していたはずの友紀ちゃんがある日、子供を置いて失踪。
保護者の間では、さまざまなな憶測が飛びかいます。
そんななか、3人のママ友たちも、友紀ちゃんの失踪をきっかけに、お互いへの不満が噴出。
次第にギクシャクしていきます。
【感想】
「隣の芝生は青い」「他人の不幸は蜜の味」「女性は産む機械?」
そんな言葉が頭をぐるぐると駆け巡っていました。
随分前の話になりますが、友人が、「ママ友には、仕事上の愚痴をこぼすことが出来ても、家庭の悩みは、話すことが出来ない。」と話していたことを思い出しました。
周囲からは、とても良いご主人と思われているため、夫の愚痴をこぼすと、「良い主人なのに、何を贅沢を言ってるの?」と、言われてしまうのだとか。
ママ友は自分が見たものしか信用してないのか、私も経験があったので、友人の話に共感したのを覚えています。
それにしても人の噂話ほど、悪意があって怖いものは無いと思いました。
そして友紀ちゃんの子供。ツバサくんの最後も怖かったです。
ママを追い出したおばあちゃんに対しての嫌がらせなのか、ツバサくんの闇を見た気がします。