ダ・ヴィンチの罠 聖遺物
これまでに、「十字軍の遠征」や「唯名論」を題材としてきたのは、それらが『ダ・ヴィンチの罠』と無関係ではないからです。 たとえば、十字軍の遠征はルネサンス時代を招く苗床となった...
ダ・ヴィンチの罠 踏み絵
いつもの『ダ・ヴィンチの罠』からは場違いな内容の 記事に見えるかもしれませんが、巷を騒がせる時事問題 に切り込んで、一席ぶってみたいと思います。 ...
ダ・ヴィンチの罠 唯名論
中世ヨーロッパのスコラ哲学で論じられた普遍論争に唯名論(ノミナリズム)と実在論(リアリズム)があり、 喧々囂々、侃々諤々なる議論が交わされていたそうです。 スコラ学で中心...
ダ・ヴィンチの罠 騎士団
「騎士道」か「騎士団」、あるいは「唯名論」などのテーマに照準を合わせて、『ダ・ヴィンチの罠』風味での解説にチャレンジしてみたいと、前回の記事において申し上げましたが、 ...
ダ・ヴィンチの罠 十字軍
〝十字軍の遠征〟を『ダ・ヴィンチの罠』仕様で解剖してみようと思い立ったまではよかったのですが、都合7回~8回にわたる遠征のすべてを網羅することは困難な作業であるとすぐに気づきまし...
ダ・ヴィンチの罠 掌返し
ペテン師パウロが仕掛けた「イエス・キリスト計画」の展開とサバタイ・ツヴィによる偽メシア騒動の流れとは、考えようによっては似て非なるものかも知れません。 特に、 ユダヤ教の...
ダ・ヴィンチの罠 愛国者
偽メシア事件は「愛国心」や「愛国者」と無関係ではありません。 サバタイ・ツヴィの生き様が、良くも悪くもユダヤ人の民族意識に火をつけたことは間違いありません。 それゆえ、こ...
ダ・ヴィンチの罠 敬虔者
17世紀半ばにユダヤ人を熱狂させ、一大ムーブメントを引き起した「サバタイ・ツヴィ運動」のつづきです。 AD1666年、メシアとして知られたサバタイ・ツヴィは、オスマン帝国(ト...
ダ・ヴィンチの罠 新世界
ユダヤ教についての学びの幅や見識が深まるにつれて浮かんでくるのは、救世主(メシア)の存在と「神」の実在 についての疑問です。 少なくとも、ユダヤ教の大前提には多数の神々の存在...
ダ・ヴィンチの罠 カバラ
ユダヤ教神秘主義思想が、キリスト教世界に知られるようになったのは12世紀になってからのことでした。 それまで神秘思想の秘儀や伝統はキリスト教世界からは完全に隠されていたのです...