昨日の朝、そろそろ展示期間が終わってしまう「民藝の100年」に行かねば!と急に焦りだし…
「民藝の100年」これですお目当ては。ここでテンション急上昇↗️
思い立ったら吉日(笑)
起きてきた主人に「これから竹橋行くから!」と言い残してすぐに出発しました。
自宅から50分ほどで到着。
駅を出たら、目の前は竹橋と皇居。
青空が高く澄んでいました。
歩いて数分で到着。東京国立近代美術館です。
「民藝の100年」これですお目当ては。ここでテンション急上昇↗️
検温消毒後に入館し、展示室では他の方と距離を取りながら私語は厳禁。定期的にマスク着用のお願いのアナウンスが流れていました。
今回の展示は、日本の各地に受け継がれてきた生活の何気ない道具、手しごとを「価値のある美しいもの」としてそれらを『民藝』と名づけ、発掘し、展示や書籍にて発表、生産することで人々の生活に潤いを与えた柳宗悦の生涯と、共に力を注いだ仲間達との活動や民藝品を数多く紹介していました。
展示内容の濃さと出品の多さは、とても見応えがありました。
柳の生涯を、年と共に歩を進めるごとに、活動の幅が広がりをみせ、一緒に躍動している気分にさえなりました。
特に、私の愛してやまない芹沢銈介との関わりは別格でした。
大学時代、学内に併設されていた芹沢銈介美術工芸館で、私は4年間バイトをさせてもらい、学芸員資格を取るための博物館実習などもそこで教わりました。
バイト時間は、それはもう楽しくて、
展示ケースのガラスを拭く時間が来るのが楽しみで、たっぷり時間をかけながら作品をまじまじと見たり…
ミュージアムショップに並んでいるファブリックを畳みながら、バイト代を貯めていつか買おう!って狙いをつけたり…
館長の芹沢長介先生(銈介のご長男)がいらっしゃると、ど緊張したのを覚えています。
今回の「民藝の100年」で、芹沢銈介はこんなにも柳と深く関わり、支え、共に多くの民藝に息を吹き込んだことを知り、感激しました。
展示にあった「日本民藝地図」は、柳と制作した芹沢銈介の作品で、全長13mにもなる巨大な屏風。日本各地の民藝が芹沢の可愛らしい造形でマーキングされた大作です。
大きさもさることながら、その内容です。日本の隅々まで渡り歩き、多くの民藝を見つけた集大成!
これには随分見とれてしまい、時間を忘れました。
展示で唯一撮影okだったのが、柳宗悦の書斎。
椅子の手元にご注目。こういう椅子を選ぶのが、柳らしさ。
展示が終わり、最後のミュージアムショップはさらにワクワク感アップ。芹沢銈介紋様の商品がたくさん並んでいました。
懐かしい葉書セット。
私は、記念に芹沢銈介紋様のふきんを購入。
久しぶりにもっと欲しくなりましたが、帰省した時に美術工芸館に寄る楽しみをとっておこうかと♡
手しごとの素晴らしさ。
私なんか、つい100均の量産品で満足しがちだけど、大事なことを改めて見直せよと気づきをもらえた気がします。
コロナ禍で行こうか迷ったけど、マスク2枚重ねで余計な行動せず、どっぷり鑑賞だけして行ってきました。
観れて良かった、本当に♡
今日は節分です。
我が家にも手しごとが。
(娘の折り紙の鬼さん、息子の稲藁で作ったリース)
鬼は〜外!👹👹👹
福は〜内!🌈🌈🌈
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