愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

12月8日

2013年12月08日 | ひとり言
12月のことを
「臘月」(ろうげつ)
というのはなぜだろうと思って
調べているうちに
面白いことに気づきました


「臘」とは

もとは古代中国において
冬至の後 第三の戌の日に
猟の獲物を先祖百神に供えた祭のことを
いったのだそうです(広辞苑)



また
「臘」は合の意味で
新旧がつなぎあわされる時として
天地 神霊 祖先をいっしょにした「合祭」
古代に「臘祭」と称された行事のこと


「臘」は猟の意味で
子孫たちが野獣を捕って
うやうやしく先祖に供えた
原始社会の祖先崇拝の遺風


といったことも
コチラにかかれていました


ウィキペディアによれば
この祭りは
5世紀頃より
12月8日に行われるようになったのだそうです



さて
今日はその12月8日ですが

この日は「臘八」と呼ばれ
釈迦が悟りを開いたという
釈迦成道(じょうどう)の日とされています


釈迦は
断食など体を痛めつける苦行をしても
結局はそれで悟りを開くことはできないことに気づき
苦行を捨てて
村娘スジャータが作ってくれた「牛乳がゆ」を食べて
体力を回復させた後

菩提樹の下で瞑想に入り
ついに悟りを開いたと伝えられています


それで
臘八の日には
仏前に臘八粥が供えられるのだそうです



ところで
キリスト教において
処女マリアが「イエスを身ごもった日」とされるのも
「12月8日」です


そして この日は
日本の真珠湾攻撃の日
つまり
「太平洋戦争勃発の日」でもあります


そしてまた

「想像してごらん、国境のない世界を・・」
と歌った
あのジョン・レノンの命日も

「12月8日」でした


「12月8日」は

時空を超えて

何かがつながる・・・

そんな特別な日のような気がしてきませんか?








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