愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

天河は不思議な所

2015年09月23日 | 聖地

私が
天河神社のことを知ったのは
今から16年前
1999年の9月でした

不思議な偶然に導かれて
初めてその地を訪れたのは
その翌月の10月5日


何の予備知識もなく
訪れたその日は

「火渡り」の神事が行われる日で
思いがけず
私も「火渡り」に参加したのでした


あれから16年が過ぎ
その間
私の人生にも
色々なできごとがありました


そして
この度
【北山茶露音】という
新たなステージを開くにあたり

今一度
天河弁財天に
お参りにいきたくなり
ふらりと出かけた天河に

またしても
有難い偶然が待っていました




今回は
何となく朝早くお参りしたくて
近くの洞川温泉に前泊していました


夕食時間に
宿の方に何気なく天河神社のことをお尋ねしたら

なんとその晩
龍村仁監督の映画「地球交響曲第八番」の
試写会が行われるとのこと


実は16年前
私は
映画「地球交響曲」を見た後

龍村監督との出会いをきっかけに
天河神社に導かれたのです


今回の試写会は
事前の申し込みが必要だったらしく
既に満席とのことでしたが

翌日には

監督のトークと
映画に出演された
ヴァイオリニスト中澤きみ子さんの
コンサートが開かれるとのこと


何という巡りあわせでしょうか!
 



翌日の朝
コンサートの始まる
1時間以上前に
天河神社に参りました

演奏会場は
前日映画の試写会が行われたという
能舞台でした


演奏された楽器は
東日本大震災の
瓦礫の中の木から
作られたヴァイオリン


きみ子さんのご主人で
ヴァイオリン製作者の
中澤宗幸さんが作られた楽器なのだそうです


ヴァイオリン演奏の後
舞台で
龍村監督と
映画の出演者の方々とのお話がありました



終わってから
「地球交響曲第八番」のパンフレットに
監督のサインをいただきました


新たな門出を
応援していただいているような気持ちに
なりました



【北山茶露音】創設物語 14

2015年09月17日 | 北山茶露音

コンサートサロンの防音ならびに調音については

大和ハウス総合技術研究所の研究員
玄さんのアドバイスに従って
工事をしていただいています



壁は
200ミリほどの厚さにして
内側にグラスウールを入れます



大和ハウスの調音材 『コーナーチューン』


ダイケンの防音・調音天井材 『音天』


ドアは
もちろん防音ドアをつけます

実際にピアノを入れるまでは
どのように響くのかわかりませんが

音を鳴らすのが
今からとても楽しみです



【北山茶露音】創設物語 13

2015年09月11日 | 北山茶露音

外装工事が終了し
足場がはずされました

音楽サロンの外壁は
少し明るくなりました




内装工事の方は
大工さんが着々と仕事を進めて下さっています


来週にはクロス屋さんが入ります

その後
電気工事屋さんに
照明を取り付けていただいたら

音楽サロンの内装工事は完了します


残るは
外構工事です


こちらはまだ
数件の業者さんに
見積りを作っていただいている段階です


全てが完成するのは
もう少し先になりそうです





【北山茶露音】創設物語 12

2015年09月11日 | 北山茶露音

9月に入ると
いよいよ防音などの内装工事が始まりました


この家に初めて出会ったのが
3月でした


私の頭の中に
音楽サロンのイメージが浮かんでから
実際の工事の着工までに
既に半年がたちました


この6ヶ月間

大和ハウスリフォームの
設計士さんと営業担当者のお二人が
何度も家に足を運んで下さり

打ち合わせの回数は
十回以上に及びました


時には
夕方の5時から夜9時ごろまで
打ち合わせをしていた日もありました


一旦決めた内容を
後日変更させていただいたり

新たな工事を追加したり

色々な注文に
大和ハウスさんは
根気よく付き合ってくださいました



リフォームというのは
思っていた以上に
骨の折れることでした



クロス・床材その他
様々な仕様を一つひとつ決めてゆく作業は

とてもクリエイティブで
心弾む仕事でありましたが



決めることの量の多さに
脳の回路がオーバーヒートを起こしそうでした




とはいえ

少し前まで見ていた
”白昼夢”が

今や現実となりつつあることに


正に
夢を見ているような気分でした





【北山茶露音】創設物語 11

2015年09月10日 | 北山茶露音

大和ハウスリフォームさんとの打ち合わせは
外装工事の内容からスタートしました


築12年の物件ですが
前にお住まいだった方が
大変綺麗にお使いだったので
外壁の塗り替えをしなくても良いくらいでした


けれども

今後のことを考えると
やはり
今やっておいた方がよいと勧められ
外装のリフォームを行うことになりました



しかし
いざとなると
どんな色にしたらよいのか

サンプルだけでは
なかなか決めることができず

あちこちの家の外壁の色を見て回りました


せっかくなので
音楽サロンと茶室を
それぞれ異なった色に塗り替えていただくことにしました




音楽サロンの方は
少し明るいゴールドミストという色に

茶室は
落ち着いたチョコレート色に決めました



そして
その中間の玄関まわりは
シックなタイルを貼っていただくことにしました



外装工事は
8月のお盆が過ぎた頃

足場を組む作業から
いよいよ始まりました



【北山茶露音】創設物語 10

2015年09月09日 | 北山茶露音

6月6日の大安吉日 芒種の日

リフォームは
和室の改装工事からスタートしました


山中工務店さんは
茶室という空間にこだわりを持っておられて

240センチあった天井の高さを
茶室にふさわしく
20センチほど低くしたいと
言われました


稽古場なので
そこまでしなくても・・・と
一瞬迷いましたが

後になって
あの時やっておけばよかったと
後悔しそうな気がしたので


やはり
ご提案通り
天井を下げていただくことにしました



翌週
工務店さんと一緒に
京都北山まで
床柱を選びにでかけました




6月から7月まで
約1ヶ月間かけて

茶室の天井と壁の工事が終わり
床の間と水屋が完成しました






しかし
襖の唐紙をつくっていただくのに
思いのほか時間がかかり

建具を入れていただくのは
これよりしばらく後のことになり
工事は一時中断となりました


炉壇が入り
畳が敷かれて
茶室の全てが完成するのは

炉開きが近づく頃になる予定です




クリックすると「山中工務店」さんのブログへ移動します






【北山茶露音】創設物語  9

2015年09月08日 | 北山茶露音

さて

音楽サロンとピアノレッスン室を
造るとなると

防音などのリフォーム工事をしなければなりません



4月の日曜日には

奈良市郊外の関西文化学術研究都市にある

「大和ハウスの総合技術研究所」に出かけ

防音工事について研究員の方からお話を伺いました


その方のお名前が

なんと
「弦 張る夫」さん!?

いえ 実は
「玄 晴夫」さん

でした


なんだか可笑しい夢でも
見ているような気がしましたwink




大和ハウス総合技術研究所




リフォーム工事を
どの業者にお願いしたらよいか
悩みましたが

結局

玄さんとのご縁を感じ
もともと大和ハウスの物件だったこともあり

防音工事と
家の外壁などの外装工事は

「大和ハウスリフォーム」さんに
依頼することになりました



そして
和室のリフォームは

茶室に詳しい専門の業者に
お任せした方がよいと思い

ネットで検索し


『大徳寺御用達』の謳い文句にひかれて

京都紫野の「山中工務店」さんに
お願いすることとなりました




【北山茶露音】創設物語 8

2015年09月07日 | 北山茶露音

モーツァルトやショパンの時代
宮廷などのサロンで
人々が音楽を楽しんだような
そんな優雅なスペースを創りたい・・・


そこでは
少人数の
アットホームなサロンコンサートを
色々な企画でやってみたい・・・



地域のプロ演奏家や

アマチュア演奏家をお招きし
音楽愛好家の方々と共に
上質な音楽を楽しみたい・・・

ピアノのレッスン室は

そこでピアノを奏でるだけで
豊かさと幸せを感じることのできるような
優美な空間にしたい



お茶室は

その場所に座っていると
心がしずまり

お茶の世界がますます好きになり

お稽古に出かける日が
待ち遠しくなるような

そんな場所にしたい・・・



夢はどんどんふくらみます



サロンの名前は
夫と二人で
メールのやりとりをしながら決めました




【北山茶露音】




枚方「北山」の


静かな住宅街の中に佇む

「茶室」

「露地」

「音楽」のサロン。。。




≪大人の隠れ屋≫のような

優雅な文化サロンです