愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

ムクの命日

2016年04月15日 | 

愛犬のムクが亡くなって
早5年になります

先週の4月9日が命日でしたが
ちょうどその頃
ムクの夢を2回も見ました


夢の中で
ムクは相変わらず
元気に動き回っていました

きっと
会いに来てくれたのだと思います


今日は
ムクのいる動物霊園に出かけました





桜はもうほとんど散っていましたが
ちょうど命日の頃は満開だったはずです

何年たっても
ムクのことを思い出すと
涙がこみあげてきます




近くの竹林にタケノコが
たくさん顔を出していました



人生ドラマの「カーテンコール」

2016年04月02日 | 愛のメッセージ


「カーテンコール」とは

演劇やオペラ・バレーなどのステージが閉幕した後に
出演者が幕の前に出て来て
観客の拍手に答えて挨拶をすることです


そこでは

演じられたストーリーの中で
敵同士だった者たちも
助け合った人々も

皆それぞれに手を取り合って
笑顔で観客に深々と頭を下げて
感謝の意を表します



私は
このカーテンコールの場面が大好きです




いつか
私の人生ドラマが幕を降ろす時



このドラマに登場した
親しかった人たちと

何よりも
辛くて嫌な経験をさせてくれた人たちと

手に手をを取って
満面の笑顔で挨拶して

舞台から去って行きたいと思っています



仲の良かった役柄の人たちはもちろん

嫌な役回りを演じて
私のドラマを盛り上げ
そして
私を成長させてくれた人たちには

特に「ありがとう」と
心からお礼を言いたいと思います



誰の人生ドラマにも
心地よい役柄の人だけでなく

心をかき乱す
嫌な役割を演ずる人たちが
必ず登場してきます



「なぜこんな人が現れたのだろう」と
思うような

嫌な経験を与える人が
舞台に現れた時こそ


この
「カーテンコール」のことを
思い出してみるのも
いいのではないかと思っています


そして
ありがたいことに
このドラマでは

嫌な役柄の登場人物が現れる一方で

必ず
自分を守り助け導いてくれる
優しい役割を担ってくれる人たちが
登場してくれます



そんな人生ドラマの脚本を創造してくれる
愛ある存在には

本当に
感謝せずにはいられません






”死”は”夕日” (夕ヒ)

2016年04月01日 | 愛のメッセージ

今朝のNHK朝ドラ「あさが来た」で
ついにあの”新次郎さん”が亡くなってしまいました

家族ひとりひとりに感謝の言葉を伝え
愛する妻の膝に抱かれて旅立った
美しい『死』の瞬間でした


さて私自身が
「死」というものを初めて意識したのは
小学校の低学年の頃だったと記憶しています


蛍狩りをした夜
布団に入って
虫籠の中で静かに光を放つ
蛍を眺めていた時でした


自分がいつか死ぬこと
そして
父も母も祖母も皆
大切な人々が
いつか必ず死んでいなくなることに
生まれて初めて気づいたその晩

怖さと悲しさで
涙がとめどなくあふれたことを覚えています


その後
色々な本を読んだりして

「死」とはただ単に
魂が肉体を離れるということで

魂は永遠に続くという考え方が
あることを知りました



そう考えた方が
心が安らぐという
ただそれだけの理由で

私は
その考え方を受け入れることにしました


そうやって
死という現象を受け入れることで

死に対する恐れから
少なからず解放されているつもりでした



しかし一方では
『死』という字を見ると

どうしても
おぞましい気分になってしまい

その文字から
目を背けている自分がいました


ところが
今朝
朝ドラを見終わった後
死について考えていて

ふと気づいたのです


『死』という字は

 
の下に

夕ヒ   

と書きます


私にはこれが

水平線に沈む

夕日 

を表しているように思えました






『死』

とは

一日地上を照らし
その日の役割を終えて
西の空に気高く沈んでゆく

美しい夕日


夕日は
水平線の下に沈んでも
太陽そのものが
消えてなくなるわけではありません



明日になれば
また
東の空から上り

昨日とは違う
新しい一日が始まります



今日は
朝ドラのおかげで
久しぶりに
良いことに気づくことができました。。。


                                (by:Girl flyer)