愛なる日常

大阪府枚方市に住んでいます。
地球でのお仕事は、茶道教授&ピアノ講師。
目に見えない世界のお話が好きです。天秤座。

父の命日に。。。

2024年11月24日 | 幸せ話
11月23日
父の命日に
実家に帰省しました

母は92歳
一人でゆっくりと
余生を過ごしています

ところで
この日少不思議な出来事が
ありました

この小さな桐箱は
子供の頃に一度
そして
1年ほど前にも一度
見たことがありました

子供の頃に見たのは
確か
「へそのお」って何?
と母に尋ねた時に
見せてもらった時です

その時には
小さな固い「へそのお」を
見せてもらって
これでどうやってお母さんと
つながっていたのかな・・・と
不思議に思った記憶があります

それから
数十年の歳月が流れ
確か1年くらい前のことだったと
思うのですが
父が亡くなって
一人暮らしになった母と
桐の箪笥の中を
整理していた時
この箱を見つけました

懐かしく思って
蓋をそっと開けてみました

何と...

箱の中には
何も入っていなかったのです

母は
中味を捨ててしまったんだ...

それはいつ?
なぜ?

空っぽの桐箱の軽さが
切なくて
蓋を閉じると
悲しさで胸がいっぱいに
なってしまいました

その時は
実家から大阪に帰ってからも
しばらく心が晴れませんでした

しかし
いつまでもそんなことを気にしていても
仕方がないので
”へそのお”のことは
もう忘れることにしました

ところが!

昨日母が
「これはあんたの物だから
持って帰っていいよ」と
手渡してくれました

蓋を開けると
”へそのお”と産毛が
それぞれ白い紙に包まれて
入っていました!

これはいったい
どういうことでしょうか。。。

本当に不思議です

母と結ばれていた時の”証”

そして
この世に生まれ出た時の
”産毛”

これを今まで
大切に持っていてくれた母に
あらためて
深い愛を感じると共に
折しも父の命日に
それを手渡されたことに
何か不思議な力を感じました

実を言うと
これまで70年近く生きてきて
両親の愛を
常に信じることが
できていた私ではありませんでした

しかし
色々な出来事を経て
最近になってやっと
全てのパズルのピースがつながって
両親の愛を
確信することができたような
気がしていたのです

そんな折りに
思いがけなく出会った
目の前の小さな桐箱は
私にとって
大切な大切な宝物となりました

なんだか
パラレルワールドに
シフトしたようです
!(^^)!
コメント
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