ご存知の通り、デジタルの時代になってから出版業界は深刻な状況に陥っております。
戦後間もない頃(こればっかり出しますけど)、唯一の娯楽だった読書、爆発的に売れた時代がありました。
ベストセラー作家が長者番付に名を連ねた時代だったのです。
ところが、図書館もすっかり普及して、新品同様の中古本が豊富に出る今日、割高な新刊は高嶺の花(?)になってます。
つまり本が売れなくなってしまったのです。
業界にとっては電子書籍にしろ、買ってもらわない事には利益にならない。作家の仕事も兼業する人が多くなったようです。
その結果、本の装丁、粗筋そのものが高い価値を持つようになりました。はっきり言えばみだりに書評を書いたら商品権侵害になってしまう訳。
あくまでも、著作権の侵害という事ですが。
その為かどうか、平成30年12月30日著作権法が改正されてます。
一番ギョッとしたのが、今まで親告罪だったのが非親告罪に変わった事です。
つまり、訴える人が作家側に限っていたのが、それ以外の人も「これは著作権に触れてますよ」と訴えることが出来るようになったのです。
著作権を持つもの全てに当てはまるものですし、何も書評が対象という訳では無いです。
しかし、自分が購入した本であろうと、その作品の宣伝になるだろうという目的であろうと、利益目的でなかろうと罪になるかも知れないという事です。
書評そのものをネットや雑誌に載せたものは可です。
ではどこら辺から違法なのか?
ではどこら辺から違法なのか?
1、全くのネタバレは不可。
2、作家の言葉をそのまま引用するのも不可。
3、画像をそっくり載せるのも不可。
だそうです。私は真っ青になりました。
これを知る前に中古本を買い込んで、面白く書評を書こうという目論見はオジャン。
どころか、今までの書評は不可に入るのではなかろうか?
と言って今さら削除するには愛着がありすぎです。
あまりに未練が残るので、最後に書評を作ろうと思っていた手塚治虫作品の表紙の一部を載せます。
古ーいマンションに潜む自然を愛するお化けたちのお話です。
皆様の隣室にも、自然を破壊されてこっそり民間のマンションやアパートに住んでる動物のお化けが住んでるかも知れませんよ。ご注意くださいませ。
挽肉は安くて手軽なので買い込む事が多いです。それも加工して冷凍する方が安全で、ついついワンパターンのハンバーグになってしまいます。
これもお馴染みハンバーグ、じゃがいも人参はラップで包んでチン致しました。
追記:
そしてこれを承知の上で明らかに違法の書評ブログを削除する決意をしました。何か若い方が好んでくださったようで有難い事でした。ヒット数が激減する(大袈裟ですが)のを覚悟して削除してまいります。
我が子を捨てるようでかなり辛いけど。