ただ、味が落ちる感じは避けられない。
冷凍保存など無かった時代(家族が多かった頃)の、余りご飯やパンの利用方を考えてみました。
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この絵は、17世紀の画家フェルメールの『牛乳を注ぐ女』です。この女性が作っているのがパンプディングなのです。
固く不味くなったパンを無駄にしない為、甘いプディングにする調理法は古くからあったようですね。
パンプディングの作り方は各自自由です。今朝は、パンを小さく切って牛乳と卵と砂糖を混ぜた液に浸してバターで焼いていただきました。
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次は、残りご飯の利用法。
数多いですが、一番ポピュラーなのが(特に若い内は)チャーハンですね。
専門家に言わせるとチャーハンは炊き立てご飯の方が美味しいと言いますけど。
それから、雑炊やお粥などなどです。
昭和30年代、最も一般的だったのが、お茶漬けでございます。
お茶漬けというか、これも残った鮭の塩焼きなど載せてお湯を掛けたのとか、沢庵で食べるとか、子どもの頃結構喜んで食べた思い出があります。
「お茶漬け海苔」のメーカーも出来たのはこの頃でしょうか?(検索したら1952年から発売でした)
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さて、固くなったお餅の調理法も色々ありますね。
bloger さんの鏡開きのお話興味深く読みました。
誰かが「小さい頃鏡開きは1月15日だったみたい」と言われてました。そうです、私の家も15日鏡開きでずっとその習慣が続いてたのです。
どうしてだろう?と又ネット検索しました。
結果、地方によって異なる風習だと判明。
今でも大阪では一般的に15日鏡開きになってます。
実は鏡開きは徳川時代初期迄全国的に1月15日、又は20日だったのです。松の内も15日迄でした。
ところが江戸の地の人口が過密になって、火事が非常に起こりやすくなり、特に1月の火事は大ごとになりました。
急遽幕府によって松の内は7日迄、鏡開きは11日迄と定められて、殆ど全国一律それに習ったのです。
大阪付近は独自の文化があったので右へ倣えしなかったのですね。
こんな昔からの慣わしを調べる度思うのは、東と西の文化はかなり異なってる事です。大阪に行って痛感したのは独自の文化を誇る地方だという事です。それだけの実績があるから出来るのでしょう。
私は中央集権は必要最低限にして、それぞれの地方で独自の文化を売りにする形の方が、ずっと面白いと思うのです。
又また脱線飛躍してしまいました、すみません🙏
閑話休題、「食材の無駄」を無くす調理法は是非とも全国的に広がって欲しいです。
追記:
ここ数日のんびり巣ごもり生活してる内に、世間はかなり大変な事態になってきました(°▽°)
オミクロン株の驚異的拡大だけでなく、予想以上に猛吹雪が長引く様です。それも北日本、山岳地帯、日本海側に明後日迄集中するとか。どうかくれぐれもお気をつけ下さい。
それと、Microsoft の祖ビルゲイツさんが凄い予測をしてます。オミクロン株が過ぎたらコロナ禍は収まりインフルエンザ化するとか。理論的に根拠は示されていませんが、自分の予感もそうです。
何故ならオミクロン株は明らかに今までのコロナ株と異なるからです。
ただし、放っておけば良いという話でないし、この裏付けは不明なのですから、普通の人はひたすら予防に努めていくしかないのだ!