読者の皆さんはコンパイラをコンパイルしてインストールしたことがあるでしょうか。
その昔UNIXは標準でCコンパイラがついているのが当たり前でした。しかし、今のSUNから発売されているSolarisというOSが発売されたとき、開発環境と、実行環境が明確に分離され、開発環境は別売りのソフトウエアとなってしまいました。
ですから、買ってきたままのSUNでアプリケーションを実行はできますが、その上でソフトウエアを作ることができません。コンパイラ、もっといえば開発言語環境が何もないからです。
そこでSUNから発売されているCコンパイラを買うのも一つの手ですが、結構高価なものなので、すべてのマシンに購入するわけにはいきません。
特に大学の研究室のようなところでは、ソフトウエアを作って売るわけではないので、GNUのCコンパイラ(gcc)で十分です。gccを使って、販売用の製品を作るとライセンスの関係で問題がありますので、もしそのような製品を作る場合には最終的には商用のCコンパイラでコンパイルしてから出荷する必要があります。
学生が研究する分にはそんな心配はないですし、商用ソフトの開発でも、開発途中ではgccを使い最終的にできあがったものを商用のコンパイラで再コンパイルして出荷すれば問題ありません。
前提のお話が長くなってしまいました。次回に続きます。
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その昔UNIXは標準でCコンパイラがついているのが当たり前でした。しかし、今のSUNから発売されているSolarisというOSが発売されたとき、開発環境と、実行環境が明確に分離され、開発環境は別売りのソフトウエアとなってしまいました。
ですから、買ってきたままのSUNでアプリケーションを実行はできますが、その上でソフトウエアを作ることができません。コンパイラ、もっといえば開発言語環境が何もないからです。
そこでSUNから発売されているCコンパイラを買うのも一つの手ですが、結構高価なものなので、すべてのマシンに購入するわけにはいきません。
特に大学の研究室のようなところでは、ソフトウエアを作って売るわけではないので、GNUのCコンパイラ(gcc)で十分です。gccを使って、販売用の製品を作るとライセンスの関係で問題がありますので、もしそのような製品を作る場合には最終的には商用のCコンパイラでコンパイルしてから出荷する必要があります。
学生が研究する分にはそんな心配はないですし、商用ソフトの開発でも、開発途中ではgccを使い最終的にできあがったものを商用のコンパイラで再コンパイルして出荷すれば問題ありません。
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