韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

ブロードバンドルータ

2005-09-30 10:17:53 | 情報セキュリティ
 皆さんは、家庭のインターネット接続でブロードバンドルータ(ルータ)を使用しているでしょうか?PCが複数あるなら必須ですが、1台しかネットには接続しないという用途なら、省略されることも多いのではないでしょうか。

 しかし、ルータにはセキュリティを高める重要な役割があります。Windows XPを搭載したPCをネットに直接接続した場合の頼みの綱は、Windowsに内蔵されているファイアーウオール機能ですが、これも設定でオフにすることもできますし、Windows自体にバグ(欠陥)があって思った通りに動作しない可能性もあります。

 また、ウイルス対策ソフトも重要です。ウイルス検出用のパターンファイルをいつでも最新に保つ必要があります。

 上記の対策だけで、基本的にはOKなのですがこの上にルータを使用すると飛躍的にセキュリティの強度が高まります。ネットワーク的に外の世界と中の世界を完全に分けてくれるからです。家庭用のルータは5000円程度の安価な価格で販売されていますが、その機能は10年前に数百万したプロ向けのルータとは比べものにならないほど豊富です。

 こんな便利なものを使わない手はありません。たしかに、PCを1台しか接続しない場合は不要と思われがちですが、セキュリティ対策として是非使用してもらいたいものです。

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人という問題

2005-09-29 10:53:06 | 情報セキュリティ
 セキュリティ対策の中で、何が一番むずかしいかと言えば、それはずばり「人」の問題です。技術的にいろいろな資源を投入して、これでもかとセキュリティ対策を行っても、肝心の組織で働く人にセキュリティ意識がなかったり、ルール違反をされては元も子もありません。

 銀行などではこのような傾向が顕著にみられるという記事を目にしましたが、さもありなんという気がします。どんなに口をすっぱくしてセキュリティ対策には気を付けろと言っても、末端の職員にその意識がなければ、どんな素晴らしい暗号化システムも、入退室管理システムも宝の持ち腐れだからです。

 皆さんも、自分の組織で、自分の問題として考えてみる機会を持つといいと思います。

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個人情報保護法の濫用

2005-09-28 09:23:35 | 情報セキュリティ
 最近のニュースで気になるのが、個人情報保護法の濫用の問題です。なんでもかんでも、個人情報保護法をたてに一切住所や、電話番号を外部に教えないという風潮が強くなってきているというのです。

 生徒が先生に年賀状や暑中見舞いを出そうとしても、先生の住所は名簿に載っていない。病院にお見舞いに行こうとして、入院患者の問い合わせをしても、一切教えてもらえない等々、今までならすんなりとクリアされていた問題がすべて禁止事項になってしまったのです。

 これは、個人情報保護法の主旨からはずれたことです。この法律で基本的な権利を守りながらも、情報交換がうまくいくようにというのがこの法律の作られた目的なのに、条項を逆手にとって一切の情報を公開しないという状態になってしまいました。

 この問題のやっかいなことは、個人が個々のケースで自分で判断しなければならないということです。まだ施行されて間もないため、この法律に対処する実例がほとんどないからです。もう数年もすれば、いきすぎも是正されてここまでは許されるという、社会での合意が形成されるかも知れませんが、何ともきゅうくつなことになってしまったものです。

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内部と外部

2005-09-27 09:16:42 | 情報セキュリティ
 セキュリティについて語るときに内部と外部というキーワードが重視されます。通常セキュリティについて考えるときには、外部からの侵入や攻撃についてまず検討するのが普通です。現在ではセキュリティ意識の高まりとともに、内部からの攻撃についても注目されるようになりましたが、これはつい最近のことです。

 今までのセキュリティ対策は、ほぼすべて外部からの侵入に目を向けていたと言っても過言ではないでしょう。しかし、昨今の事件をみてわかるとおり、内部の人間こそ一番注目しなくてはいけない要素であることが知られるようになってきました。

 人を見たら泥棒と思えという、性悪説にたったセキュリティ対策が求められるようになってきたのです。この部分に踏み込んでくると、技術的な対策も大切ですが、それ以上に人間関係に関することがらがセキュリティ対策に大きく入り込んでくることになります。

 そういうわけで、内部と外部ではセキュリティ対策についての難しさもその性質が変わってきます。外部については、とりあえずすべて敵とみなせばいいわけですが、内部についてはそうはいかないからです。

 このあたりが、セキュリティ対策の一番むずかしい部分だと思います。

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災害への備え

2005-09-26 12:25:41 | 情報セキュリティ
 皆さん、データのバックアップは取っているでしょうか?また、日頃使用しているPCが故障した場合、代替機を準備しているでしょうか?個人の場合は、上記がとにかくできていればよしとしなければいけませんが、企業の場合はその条件がもっと厳しくなります。

 バックアップのデータや、代替機を普段の環境に準備しておいては災害や事故の際に一緒にだめになってしまう可能性があるからです。そこで、企業はバックアップ用のデータセンターを用意して、そこへバックアップしたデータを保管しておきます。

 個人ではそこまではできませんが、せめてまめにバックアップを複数のメディアに分散して取っておいて、日頃使うアプリケーションをインストールした、代替機を準備しておくのが順当なところでしょう。

 いつも使用しているPCが使えなくなる日は、突然やってきます。その時にあわてずにすまないよう、できるだけの準備をしておきましょう。

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被害者と加害者の関係

2005-09-22 10:13:28 | 情報セキュリティ
 ウイルスの被害において、被害者と加害者の関係は紙一重です。というのも、被害にあったPCがウイルスにおかされてしまうと、今度は自分がウイルスをまき散らしたり、他のPCを攻撃し始めたりするからです。

 これが、コンピュータウイルスの一番大きな問題点です。被害を受けるだけでは済まず、自分のPCが加害者となって他のPCからは加害者として認識されてしまうからです。これこそまさに、泣きっ面に蜂ということでしょう。

 自分のPCはどうなってもいい、やられたときは、やられたときだという考え方でウイルス対策を放棄するということは、自分がいつ加害者になるかわからないということを意味しています。このような考え方は、現在では反社会的な考え方とみなされ、実に理不尽なことですが最初にウイルス攻撃を仕掛けた人間と同罪とみなされてしまいます。

 住みにくい世の中になったものです。しかし、考え方を変えるとこうも取れます。自分の家の庭を荒れ放題にしておくと、街全体の美観を損ねるのできちんとしなくてはいけないという、一種の住宅街のルールというものがありますが、ウイルスの場合も似たようなものと言えるのかも知れません。自分のPCを草ぼうぼうのほったらかしの状態にしてると、隣近所に迷惑をかけるというわけです。

 結局、便利になったLANやインターネットは利点ばかり導くものではないということです。ウイルスのような悪意を持った者が入り込み、そして、それが他のPCに影響を及ぼすこともまた、ネットワーク環境の副産物ということになります。

 これだけPCが普及し、インターネットへ簡単に接続できる時代になると、そのような帰属意識もかえって希薄になって自分のPCで起こることが他のPCに与える影響にまで考えが及ばないことがあります。しかし、自分は大きな共同体の一部なのだという意識をいつも持つことが、これからの時代に必須の考え方だと思っています。

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盗聴とネットワーク

2005-09-21 15:10:24 | 情報セキュリティ
 ネットワークのセキュリティにおいてよく語られるのが盗聴です。しかし、一口に盗聴と言ってもどのようにして行われるのでしょうか?最近、盗聴がとみに多く話題になるのは、インターネットと無線LANが普及したことと関係があります。

 インターネットは世界中、いたるところにつながっている、人体にたとえてみれば毛細血管のようなネットワークです。誰でもが、そのネットワークにアクセスできる可能性があります。ネットワークの上をどんな情報が流れているか、まるで皮膚を透かして見える毛細血管の中の血液のように誰でもが見ることができます。

 そして、もう一つは無線LAN。電波はいたるところに広がって飛んでいきます。電波が届く範囲のだれでもが、通信の内容にアクセス可能です。

 このような理由で、人に知られては困る情報をインターネットや無線LAN上で交換するときには何らかの対策をとらなければなりません。その一つの対策がよく耳にする暗号化です。

 ですから、暗号化というキーワードは現代社会でとても重要なものとなっています。インターネットや最新ネットワーク技術である無線LANには欠かせないと言っても過言ではないでしょう。

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セキュリティの弱点

2005-09-20 09:57:58 | 情報セキュリティ
 セキュリティの弱点を考えるとき、いろいろなセキュリティ上の要素の一番弱い部分が一カ所でもあると、そこを突破口にして破られてしまい、他にどんなに周到な対策をしていてもすべて台無しになってしまうという特徴があります。

 これは、非常に厳しい結果です。一カ所でも弱い点があると、すべてが台無しになってしまうということですから。この原則は、個人でも、組織でも変わりません。特に、組織の場合この特徴が顕著に出ます。つまり、一人でもセキュリティ意識の低いメンバーがいると、その人のせいで組織全体が危険にさらされるということです。

 一種の単純な法則ですが、セキュリティを考える際にはわすれてはならない、大切な点です。

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リモートプリンタ

2005-09-16 10:18:10 | 情報セキュリティ
 皆さんは、オフィスでプリンタを利用するときにはほとんどの場合、複数の人とプリンタを共有して使っているのではないでしょうか。自分のPCにつながっていないプリンタをリモートプリンタといいますが、プリンタの使い方としては効率がいいとしても、セキュリティ上は問題があります。

 人に見られたくないプリントアウトを、他の人に見られる可能性があるからです。たまたま自分の手元にプリンタがある場合は別ですが、そうでない場合は、もし人に見られたくないものを出力した場合は、プリントアウトと同時にプリンタのところまで飛んでいかなければなりません。

 人事や会計のデータなど、特定の社員しかみてはいけないものも多いかと思います。そのために、そのような職務に就いている人には、専用のプリンタがあてがわれていたりすることがあります。正しい判断だと思います。特に、社長など、幹部の役員、社員には必要な配慮だと思います。

 たかが、プリントアウト一枚と馬鹿にはできません。それを放置して、外部に情報が流出して大事件に発展する可能性だってあるのですから。

 プリントアウトの問題は、セキュリティ上の大きな問題だと私は考えています。

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データのバックアップとセキュリティ

2005-09-15 10:46:06 | 情報セキュリティ
 皆さんは、大切なデータのバックアップを日常の作業として行っているでしょうか?最近は、ハードディスクの価格も安くなり、なんと言ってもUSBフラッシュメモリという便利な外部記憶媒体が安価に手にはいるようになり、以前のようにバックアップに頭を悩ませることもなくなりました。

 特に、USBフラッシュメモリは大変便利な製品で、小型軽量、しかも大容量と三拍子そろった優秀な製品です。今では、バックアップや、データ交換になくてはならない存在になってしまいました。

 しかし、利便性には必ず落とし穴があります。それは、セキュリティの問題です。PCのセキュリティをいくら固めても、バックアップしたデータを簡単に盗まれたり、読み出されたりしたら何の意味もないからです。そういう意味では、USBメモリはその利便性とはうらはらに、セキュリティの観点からは大変やっかいな代物です。

 PCのUSB端子に差し込むだけで読み書きができ、また小型で持ち運びに便利なのはいいのですが、紛失しやすいという欠点も持っています。こう考えると、USBメモリに重要なデータをバックアップしたり、それを持ち歩くことは大変危険な行為であるということがわかります。

 理想的には、書き出し時にデータを暗号化すべきなのですが、言うはやすしでなかなか実行はできません。しかし、一部企業ではそのようなルールを作って、暗号化ソフトを導入していますので、それがこれからの主流になっていくのでしょう。

 利便性の裏側にある、このような落とし穴には十分に気を付けましょう。

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