韓国時代劇でのお約束といえばあれこれ思い浮かぶのですが、疫病が発生して大騒ぎになるというのがまずは挙げられます。
朝廷の重臣たちは、日頃王を前にした御前会議では自分たちの派閥の既得権益を守るためにあれやこれや王様をうんざりさせるほど議論を戦わせるくせに、いざ疫病発生となると自分たちが感染するのを恐れ真っ先に安全な地域に逃げ出し、仮病を言い訳にして会議にも欠席するという有様で、これに対して王様がひどくご立腹になるというシーンが個人的には忘れられません。
一視聴者としては、ドラマの中で疫病がはやってどんなに悲惨な状況になっても、あくまでドラマの中の話として割り切ってみられたのですが、なんと今年になってそれが現実の世界で起こってしまったのは皆さんもご存じの通りです。
現在、再び感染者が増え続ける状態になっていますが、それでも流行の初期のころに比べればこの病気に対する付き合い方がわかってきたので、以前ほどは不安を抱かなくなりました。
ただ、そういう気持ちが油断やスキになって流行を助長する恐れもあるのですが、必要以上に怖がらないことも今の状況において、大切ではないかと思っています。
時代劇では医官や医女たちの奮闘むなしく次々と死者が出て、それ以上の伝染を防ぐために遺体と家を焼き払う光景が描かれますが、そんなシーンも昨年までは自分は安全圏にいながら眺めていたわけですが、今のような状態になると非常にリアリティを感じてしまいますね。
ドラマでは、最後には疫病が鎮圧されて、それを祝って宴を催すシーンが描かれますが、現代の私たちの宴はいつ開けるのでしょうか。一日でもはやくワクチンや治療薬が開発されることを祈りながら、あらためてドラマを楽しみたいと思います。
朝廷の重臣たちは、日頃王を前にした御前会議では自分たちの派閥の既得権益を守るためにあれやこれや王様をうんざりさせるほど議論を戦わせるくせに、いざ疫病発生となると自分たちが感染するのを恐れ真っ先に安全な地域に逃げ出し、仮病を言い訳にして会議にも欠席するという有様で、これに対して王様がひどくご立腹になるというシーンが個人的には忘れられません。
一視聴者としては、ドラマの中で疫病がはやってどんなに悲惨な状況になっても、あくまでドラマの中の話として割り切ってみられたのですが、なんと今年になってそれが現実の世界で起こってしまったのは皆さんもご存じの通りです。
現在、再び感染者が増え続ける状態になっていますが、それでも流行の初期のころに比べればこの病気に対する付き合い方がわかってきたので、以前ほどは不安を抱かなくなりました。
ただ、そういう気持ちが油断やスキになって流行を助長する恐れもあるのですが、必要以上に怖がらないことも今の状況において、大切ではないかと思っています。
時代劇では医官や医女たちの奮闘むなしく次々と死者が出て、それ以上の伝染を防ぐために遺体と家を焼き払う光景が描かれますが、そんなシーンも昨年までは自分は安全圏にいながら眺めていたわけですが、今のような状態になると非常にリアリティを感じてしまいますね。
ドラマでは、最後には疫病が鎮圧されて、それを祝って宴を催すシーンが描かれますが、現代の私たちの宴はいつ開けるのでしょうか。一日でもはやくワクチンや治療薬が開発されることを祈りながら、あらためてドラマを楽しみたいと思います。