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韓国ドラマ、IT・デジタルなこと、AIなどと並んで哲学に関する事柄や、よろずこの世界の出来事について書き綴ります

ソフトウエアのインストール

2006-06-28 00:00:00 | 情報セキュリティ
 最近、開発環境を作ったり、迷惑メール対策をしたりでたくさんのソフトウエアを新たにインストールしましたが、インストール方法をネットで検索してみると、パッケージからインストールするというやり方がほとんどを占めるのに気がつきました。

 UNIX系OSではソースコードからのインストールが当たり前だったのはもう過去のものとなりつつあるようです。

 しかし、単純な機能のソフトウエアはそれでいいのですが、いろいろな機能をもった複雑なソフトウエアの場合、パッケージからインストールするのに、かえって苦労することがありました。

 パッケージ製作者のミスだと思うのですが、欲しい機能のパッケージを組み合わせても動かせない例がありました。

 たとえば、Vine Linux3.2でApache2をインストールして、PHP5のモジュールを組み込んだのですが、Apache2の方がスレッド対応で作成されているのに、PHP5のモジュールがスレッド対応(リエントラント)になっていないので、起動するとエラーになって動きません。

 これにはもうお手上げで、あきらめてソースコードから両方ともインストールして、問題なく動いています。

 教訓として、複雑なソフトウエアほど、意外とパッケージからのインストールがむずかしいということです。整合性があわないとか、上記のような機能の不整合が起こったり、なかなかむずかしいものです。

 特に、パッケージはそれ独自でバージョンがデータベース管理されているので、自分勝手なことをするとパッケージデータベースが不整合を起こして、何のためのバージョン管理かわからなくなることもありますので、悩ましいところです。

 高度な機能を持ったソフトウエアは、よくその機能を理解して、ソースコードからのインストールを検討するのも悪くないと思うのは、私が古い人間だからでしょうか。

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