韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

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韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(48)

2021-03-16 18:37:44 | 韓国ドラマ
 まもなく、明から戻ったホジュンが王妃を診察することになります。そして、ホジュンの診断は、なんと想像妊娠でした。重臣たちは、不敬なことだと騒ぎ立てましたが、結局その診断は確かなものとされ一件落着したのです。

 そして、また少し時が流れ、王妃は男児を出産するのです。王は、初の嫡男誕生と喜びますが光海(クワンヘグン)は自分の世子(セジャ)としての立場が危うくなるために、複雑な気持ちになります。

 また、イルソの娘オンニョンは医師マンドクと結婚しましたが、夫の暴力と博打遊びに悩まされることになります。

…さて、結局王妃の症状は想像妊娠だったわけで、これも一種韓国ドラマあるあるですよね。特に時代劇では、「イ・サン」でホン・グギョンの妹、元嬪(ウォンビン)が同じく想像妊娠で大騒動に発展してしまったのを思い出しました。もし、興味があったらみてくださいね。

 それにしても、想像妊娠した王妃や側室を不敬だと騒ぎ立てるなんて、なんともかわいそうな話ですよね。彼女たちは、何としてでも王の子を授からないといけないという使命感からそのようになってしまっただけなのに、ネガティブな行為として取られるのは気の毒すぎると思いませんか。

 そして、オンニョンがギョムを袖にしてまで一緒になった、医師マンドクはとんでもない男でした。こんなことなら、やっぱりギョムと結婚しておけばよかったと思ったのも、後の祭りです。

 その頃ギョムは順調に出世し、ある地方の県監になっていたのですから。そして、ギョムの父は正一品を授かる御医のホジュンです。なんという玉の輿を逃してしまったのでしょうか。

 ちなみに1999年版のホジュンでは、このあたりのギョムとオンニョンについての詳しい描写はなく、ギョムが県監になったというくだりは2013年版のみのストーリーです。

 次回をお楽しみに。


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