韓国ドラマは哲学的感性を刺激する

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韓国ドラマ「ホジュン~伝説の心医~ (2013/MBC)」について~(22)

2021-02-18 18:01:37 | 韓国ドラマ
 ドジはうまく立ち回り恭嬪の担当に戻り、恭嬪が産気づいて逆子であることがわかりましたが、その状況にドジは経験不足でうまく対応できません。

 御医ヤン・イェスは恵民署の内医女(ネイニョ:上級の医女)ホンチュンを呼ぼうとしますが、ホンチュンと内医院の間には確執があり呼び出しには難色を示します。

 ホンチュンは内医院でお産をたくさん担当した優秀な医女だったのですが、ある医官の誤診の濡れ衣を着せられて、恵民署に左遷された過去があったのです。

 しかし、御医女(オイニョ:医女の部門管理職)トックムに説得されて恭嬪のお産に協力することになり、無事に恭嬪は王子を生みます。

 その頃、恵民署では過去にホジュンをうらんで、ホジュンがが院外治療をしていると告発した書吏(ソリ)が伝染性の病気にかかって運び込まれます。その患者をホジュンは、自身もその病にかかりながらも献身的に治療にあたり、見事に回復させます。

 病から回復した書吏は心からホジュンに感謝し、自分たちが過去にしていた行為を心から恥じ、もう二度としないと誓うのでした。

 今回登場した医女ホンチュンは、これから中心人物としてよく登場するようになります。それにしても、医官の誤診の責任をなすりつけられるとは、本当に腹が立ちますよね。こんなことが実際に行われていたか、疑問に思ってしまいますね

 また、ホジュンもいい仕事をしました。順番待ちの札を渡す際に金品を要求するという不正行為を行っていた書吏から逆恨みされてひどい目にあわされたにもかかわらず、個人的な恨みと医者としての立場は別という姿勢を貫いて医者としての役目を全うします。

 本当にこんな医官ばかりだといいのですが、現実には時代といい、朝鮮という場所柄といい、わいろや不正行為がまかり通っていたのかもしれませんね。

 次回はイェジンの話題からです。次回をお楽しみに。


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