アメリカ産牛肉輸入禁止の一件ですが、その後の報道をみているとアメリカ側が本気で反省していないことがますます明らかになって、私は、ますます不愉快です。
TVに出てくるアメリカ側関係者を口をそろえてアメリカ産牛肉の安全性ばかりをただただ強調するばかりで、なんらかの具体策を示すわけではないし、われわれを安心させる材料を一切提供してくれていません。
それどころか、こんないい牛肉を買わない方がおかしいと言わんばかりの口調で本当に腹が立ちます。
そもそもこの問題は、アメリカ側が輸出に関する約束を破ってしまった、その一点が争点になるべきなのに、そのことに対して、誠意を持って対応する姿勢がどうにも希薄に思えるのは、輸出強硬論者の強硬な姿勢ばかりが報道で目立つからでしょうか。
日本側としては、アメリカ側が輸出に関する約束事を軽視していることを当然リスクと考えますから、それに対して警戒心を抱くのは当然のことで、なのに、どうしてアメリカ側はその日本人の感情を逆撫でするような発言を繰り返すのでしょうか。
このような無神経なメンタリティは理解できませんし、自分たちの都合ばかりを優先させようという態度がみえみえで、非常に不愉快です。貿易というのは相手があって成立するということを忘れているのでしょうか?そして、ビジネスには信用が大切だということも、一から学び直してもらいたいものです。
日本側としては、輸入牛肉に危険部位の混入という脆弱性が発見されたわけですから、当然対策を取らなくてはいけません。では、この場合の脅威はなんでしょうか?BSEそのものに加えて、アメリカ側の検査態勢の不備のほか、そもそも牛肉輸出に対する安全意識の軽視、特にBSE問題について、深刻に考えていないということが大きな問題だと思います。
上記は、アメリカ側からすれば脆弱性と言えますが、日本側から見れば、アメリカ側の脆弱性がまた脅威にもなりうるのです。
彼ら自身がBSEを本当にこわいものだとおもっていれば、もう少し真剣に行動すると思うのですが、それ自体を何とも思っていないので、このようなことが起こるのです。日本人がどれだけBSE問題について神経質になっているか、政府高官、上院議員ですらわかっている人は少数派なのでしょう。ですから、問題の根は深いと言わざるを得ません。
情報セキュリティについても全く同じことが言えます。セキュリティ対策を立てて守らせようとする方、そして守ることを義務づけられる方で認識の違いがあるとセキュリティ対策は全く機能しません。
企業のシステム管理者や、セキュリティ対策担当者が社員にセキュリティ意識のアップを義務づけても、当の社員が情報セキュリティ上の脅威を脅威として深刻に受け止めていないと、セキュリティ対策は正常に機能しません。
セキュリティ対策、リスク管理には何が大切か、アメリカ産牛肉の問題であらためて考えさせられました。
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それどころか、こんないい牛肉を買わない方がおかしいと言わんばかりの口調で本当に腹が立ちます。
そもそもこの問題は、アメリカ側が輸出に関する約束を破ってしまった、その一点が争点になるべきなのに、そのことに対して、誠意を持って対応する姿勢がどうにも希薄に思えるのは、輸出強硬論者の強硬な姿勢ばかりが報道で目立つからでしょうか。
日本側としては、アメリカ側が輸出に関する約束事を軽視していることを当然リスクと考えますから、それに対して警戒心を抱くのは当然のことで、なのに、どうしてアメリカ側はその日本人の感情を逆撫でするような発言を繰り返すのでしょうか。
このような無神経なメンタリティは理解できませんし、自分たちの都合ばかりを優先させようという態度がみえみえで、非常に不愉快です。貿易というのは相手があって成立するということを忘れているのでしょうか?そして、ビジネスには信用が大切だということも、一から学び直してもらいたいものです。
日本側としては、輸入牛肉に危険部位の混入という脆弱性が発見されたわけですから、当然対策を取らなくてはいけません。では、この場合の脅威はなんでしょうか?BSEそのものに加えて、アメリカ側の検査態勢の不備のほか、そもそも牛肉輸出に対する安全意識の軽視、特にBSE問題について、深刻に考えていないということが大きな問題だと思います。
上記は、アメリカ側からすれば脆弱性と言えますが、日本側から見れば、アメリカ側の脆弱性がまた脅威にもなりうるのです。
彼ら自身がBSEを本当にこわいものだとおもっていれば、もう少し真剣に行動すると思うのですが、それ自体を何とも思っていないので、このようなことが起こるのです。日本人がどれだけBSE問題について神経質になっているか、政府高官、上院議員ですらわかっている人は少数派なのでしょう。ですから、問題の根は深いと言わざるを得ません。
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