自民党の二階幹事長の暴言問題は、今ネット上で大きな反響をよんでいるところです。ただの一政党である自民党の幹部が、政府のやり方にいちいちケチをつけるなという趣旨の発言をしたわけですから、これは大炎上しても仕方ありません。
二階氏は政府の閣僚でも何でもありません。なのに、まるで自分が批判されたような反応をすること自体不可解ですし、野党が政府の政策を批判することを、「ケチをつける」という風に表現したのもまたおかしな話です。
結局何が批判されているかというと、二階幹事長がまるで政府をわがもののように思っていることに対してとんでもないというダメ出しが出ているわけです。まるで、何もかも自分の思い通りにいくのが当然という風に考えているのが、この発言から透けて見えます。しかし、そんなことが正しくないことは、誰でもわかる話です。
しかし、こういう不愉快な出来事も悪いことばかりではありません。菅首相が就任してから、自民党のおごりに満ちた態度がはっきり表に出てくるようになったからです。誰が見ても菅首相は二階幹事長に頭が上がらず、裏でコントロールされているのではないかという疑念を国民が持ち始めました。
結局、権力を持った者を正しく批判する勢力がいなくなると、その権力者は必ず腐敗するという、ごくごく当たり前のことが明らかになったわけです。こんなにわかりやすいことはありません。
今年の衆院選でどういう審判が下るのでしょうか。その時が楽しみです。
二階氏は政府の閣僚でも何でもありません。なのに、まるで自分が批判されたような反応をすること自体不可解ですし、野党が政府の政策を批判することを、「ケチをつける」という風に表現したのもまたおかしな話です。
結局何が批判されているかというと、二階幹事長がまるで政府をわがもののように思っていることに対してとんでもないというダメ出しが出ているわけです。まるで、何もかも自分の思い通りにいくのが当然という風に考えているのが、この発言から透けて見えます。しかし、そんなことが正しくないことは、誰でもわかる話です。
しかし、こういう不愉快な出来事も悪いことばかりではありません。菅首相が就任してから、自民党のおごりに満ちた態度がはっきり表に出てくるようになったからです。誰が見ても菅首相は二階幹事長に頭が上がらず、裏でコントロールされているのではないかという疑念を国民が持ち始めました。
結局、権力を持った者を正しく批判する勢力がいなくなると、その権力者は必ず腐敗するという、ごくごく当たり前のことが明らかになったわけです。こんなにわかりやすいことはありません。
今年の衆院選でどういう審判が下るのでしょうか。その時が楽しみです。