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銀行合併によるシステム統合

2006-04-07 00:00:00 | 情報セキュリティ
 三菱東京UFJ銀行が誕生してもう3ヵ月が過ぎました。今のところ大きなトラブルもなくシステムは稼働しているようですが、まだまだ安心してはいけません。問題はこれからなのですから。

 というのも、現在は両者のコンピュータシステムを相互に接続して稼働させているだけで、双方のコンピュータシステムで共通して行える取引は大きく制限されているからです。利用者の方ならご存じだと思いますが、どの店舗やATMコーナーにもここは旧東京三菱銀行です、旧UFJ銀行ですという表示がされています。

 考えてみればこのような事態はおかしな話なのですが、大銀行同士の合併ですからいきなり今までのシステムをご破算にして、新規に作り直すなどという大冒険はできないわけで、まずは一番単純な相互接続から始めたと理解すべきでしょう。

 現状では、普通預金の出し入れなと、ごくごく基本的な取引だけが相互に行えるだけで、それ以外の取引は自分が以前に取引していた方の店舗に行かないと取り扱ってもらうことは出来ません。

 旧東京三菱銀行のユーザである私としては、とりあえず旧UFJのATMを預金や通帳記入に使えるようになったことで、格段に利便性が増して銀行合併のメリットを享受していますが、今後完全なシステム統合が行われてしまうと、またATMの数が減ってしまうのではないかと危惧しています。

 旧東京三菱銀行はできるだけATMを減らすような方針をとっていたためで、この数年間にずいぶんわたしの生活圏から手数料なしで利用できるATMがなくなってしまって不便な思いをしてきました。通帳記入をするにも限られた支店かATMコーナーに行かなくてはならず、うんざりしていたのですが、今回旧UFJ銀行のATMコーナーが利用できるようになって大変助かっています。

 正式には何年後になるかわかりませんが、完全なシステム統合が行われたところで、支店の統廃合も進むことと思われます。現状は二つの支店がすぐ隣同士にあったりしてちぐはぐな状況ですが、利用者の利便性をできるだけそこなわないように、そして、大きなトラブルを起こさないようにしてシステム統合を行ってほしいと思っています。

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