セキュリティ意識の薄さ

　独立行政法人情報処理推進機構（IPA）は、情報セキュリティに関する意識調査を実施し、その結果を公表しましたがその結果をみると、まだまだ情報セキュリティに対する関心・意識が低いことがよくわかります。

　特に次世代を担う若い層、十代ではそれが顕著で用語についての知識や、セキュリティ意識の薄さが浮き彫りになっているように思えます。

　このブログの読者は、普通の人よりも一回りも二回りもセキュリティ意識が高い人がほとんどだと思いますが、世の中にはまだまだそのような意識が低い、あるいはほとんどない人たちが大部分だということに改めて気づかされました。

　これだけマスコミでウイニー騒動等により情報セキュリティについての報道がなされていても、結局は笛吹けど踊らずという感じで報道ばかりが空回りしている観があります。

　私はもう2年も前からセキュリティ対策ビジネスの世界に足を踏み込んでいますが、なかなか立ち上げがうまくいかない原因がこのような部分にあるということがよくわかります。現状では一部大手企業や意識の高い中堅企業相手のビジネスしか成立していないのがうなずけます。

　私のような草の根セキュリティ対策コンサルタントが活躍できる日はいつになるのでしょうか。

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