セキュリティ意識の芽生え

　皆さんの中には職場ではなかなかセキュリティ意識が芽生えていない、こんなことでいいのだろうかと思っている方がいるかもしれません。

　案外最近では職場でよりも、個人のレベルでのセキュリティに対する関心が高くなっている可能性があります。大企業では非常にうるさく言われるようになりましたが、中小企業ではまだまだというのが本音ではないでしょうか。

　個人的には、会社でこんなファイルの管理の仕方をしていてはいつか情報漏洩事件が起きるなという危惧を抱いていても、経営者が全くそのようなことを理解してくれずに放置状態の無法地帯で、現実と理想の板挟みになっている方もいるかも知れません。

　このブログの読者なら、もはやセキュリティ対策を行っていない企業などこれから先やっていけないということは理解されていると思います。しかし、経営者の理解を得られない場合にはどうすべきでしょうか？

　あなたが責任者でないならば、知らんぷりを決め込んで何か起こってもそれみたことかで済むでしょうが、それが原因で会社の経営が傾いて、あなたの給料や生活に間接的に影響が出るようでは困りますよね。

　ですから、責任のあるなしにかかわらずまずは目覚めた者からこの問題に関わっていくべきなのです。日常業務をこなしながらセキュリティ対策にまで頭を悩ますのは大変な負荷だとは思いますが、まずは組織のため、そして回り回って自分のためと割り切ってここは一肌脱ごうではありませんか。

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