会津屋

東海道関宿、地蔵院前の手作りおこわと、蕎麦の店の紹介ブログです。

海音寺 俳句の会様

2008-10-29 00:24:51 | Weblog
 先日、ひょんなことからネットを通じて親しくならせていただいた、80代の男性の方からお電話をいただきました。
 後日、お知り合いの方が関宿に散策にお見えになるということで、お昼の休憩をぜひ会津屋で、と進めてくださったのです。

 その翌日、予約のご本人からお手紙が届き、そこには予定している街道の散策プランと、それにかかるであろう時間が書かれた紙が同封されていました。
 けれど、その時間の配分で歩いて回るには、どう考えても配分に無理があるところがありました。
 時間の配分に無理があることを説明するためには、実際に自分で歩いてみるべきだなあと思いました。

 次の休み、私は東の追分の脇に車を止めて、街道を西へと歩いて行きました。
 そして、コースに書かれていたとおり、関神社から延命寺を回って町並み資料館へと進みました。

 正直、関宿に生まれ育ちながら、街道をゆっくり散策したことも、資料館に入ることもありませんでした。

 改めてのんびりと歩いた街道はとても新鮮で、中でも初めて入った資料館はとっても素敵でした。
中庭の奥の蔵、裏に続く細い渡り廊下、細くて、急な二階への階段・・・。
 どれもが、子供のころに遊びに行った、街道の中の友達の家々にそっくりで、なんとも懐かしいのです。

 資料館の二階には、町並み保存の前の街道の町並みが一軒一軒、写真に撮られていました。

 そこには、私が生まれ育った理容室だったころの会津屋がありました。

 そしてその写真の下には、現在の会津屋の姿がありました。

 比べてみるとやはり今の姿がとっても素敵で、母の頑張りに改めて尊敬の思いがこみ上げました。

 
 予定のコースを歩ききった私は、所要時間を記入しなおした予定表をファックスで送りました。そしてその後、実際にそのプランでこのお客様に後日関宿に散策にきていただくことができました。

 実際に歩いてみると、予想以上に時間がかかるところもあり、そして予想以上に魅力的な場所もあり、今回街道を歩いたことは、自分自身にもよい勉強になりました。

 そして昨日、散策をしていただいた「海音寺俳句の会」の幹司様よりお手紙を頂きました。

 そこには、関宿散策中に作られた皆さんの俳句が集められていました。



 新蕎麦や 旅籠の名残り 継ぐ親子



 中にはこんな句もあり、なんとも胸がいっぱいになりました。






秋限定!松茸、栗 おこわ

2008-10-16 22:17:03 | Weblog

 10月も中旬を迎え、関宿街道も一番賑やかな時期となりました。

 今日は予約の団体様を町並み資料館までお送りしましたが、街道は散策の観光客で一杯で、私の車は通行人の方の妨げになり、顰蹙を浴びながらぺこり、ぺこりとお辞儀をしていました。

 この秋の街道の賑やかさ!もちろん、会津屋も活気を取り戻しました。

 

 

           秋と言えば、食欲の秋!

 

 秋の食欲を満たす食材と言えば・・・。

 

 そう、松茸   と、でしょう!

 

 会津屋も、季節限定、

 

 

 

松茸、栗おこわが始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

   松茸、栗入りおこわは、11月2日(日)、街道祭りまで蒸かす予定です。

 

 

       散策の帰りに、是非、ひとつ御賞味ください。

 

          当店のHPはこちらです。

 

         http://www16.ocn.ne.jp/~aizuya/

 

             お待ちしていまあす!

 

 

 

 

 

 

 


峰岸 徹さん 死去

2008-10-13 06:47:59 | Weblog

今朝、峰岸 徹さん死去のニュースを見ました。 おととしの12月、テレビ東京、土曜スペシャルの撮影でお店にきていただいた峰岸さん。 本当に礼儀正しく、静かな紳士でした。 駅につき改札を入ったとき、帽子をとって一礼され、見ていてとても感動した、とその場に見えたかたからお聞きしています。  「お母さん、めちゃくちゃ美味しいよ。」とおこわを褒めてくださり、昼の撮影から、夕方暗くなるまで、ゆっくりくつろいでくださり、今まできてくださった芸能人の方の中で、一番ゆっくりお話させていただけたかたです。 おかみさんがキーホルダーを「記念にどうぞ。」というと、「ありがとう」と言って持っていたリュックサックにつけてくださいました。  そして、翌月の元旦には、直筆のお礼を添えた年賀状をいただきました。  大物芸能人であるにもかかわらず、細やかな思いやりをもって行動される姿は、とても気持ちがよく、来ていただく前に抱いていた悪役のキャラクターはどこかに吹き飛んでしまいました。

 

  峰岸さん,お世話になりました。そして心から、ご冥福をお祈り申し上げます。