段々寒くなってきて、葉物のお野菜が柔らかく、美味しい季節になってきましたね。
会津屋では、通年ご飯ものに二種類のお漬物をお付けしています。
1つは通年紀の川たくあんですが、もう一つは季節のお野菜で自家製のお漬物を作っています。夏、父さんの畑で沢山きゅうりが採れる時期にはきゅうりの糠漬け。つかりすぎたときは、細かく刻んで、しょうがとゴマで合えたりもします。
沢山きゅうりが取れる時期には、きゅーちゃん漬けを作って冷凍にして保存しました。
その後の季節は紫蘇の実の醤油漬け、そして、10月後半からは、かぶらの抜き菜や大根の抜き菜の刻んだものを塩押ししていました。
そして、来週からは、日の菜を地元農家さんから仕入れることになっていたのですが・・・。
「日の菜、揃えて洗ってもう干してあるんやけど、いらんかえ?」と知り合いのおばあちゃんが声をかけてくださいました。「お金?そんなんいらんわさ」
泥を落として、たわしでこすってひげを落として、揃えてひもで束ねる・・・。本当に、ここまでの作業がとても時間がかかるんです。おばあちゃん、本当にお気持ちが嬉しかった。ありがとうございます!
そんなわけで、予定より1週間早く日の菜を塩押しする事ができました!
自分で漬けるときには、日の菜を干してないんです。でも、おばあちゃんは、洗った後に干してくれていたので、表面がちょっと乾燥していました。だけど本当はこれがオーソドックスなやり方なんですよね。
水が上がらないか不安だったので、今回は、いつもより少し塩を多めにうちました。
二つ目の石を、樽の円周より大きいものにしたのがよかったみたいで、うまく水が上がったところで
石がとまっていました~。
本漬けは、仕事が終わってからなので、暗くなってしまいましたが、なんとか今年初めての樽が漬けおわりました! 出来上がりが楽しみです。
1週間後くらいからお出ししようかなと思っています。
セットにもお付けしますが、ご希望でしたらお持ち帰りようにお売りすることもできます。
声をかけていただいてから樽から出しますので、お気軽にお声をかけてくださいね。
皆様のお越しをおまちしています!
東海道53次関宿
山菜おこわと街道蕎麦の「会津屋」
519-1111
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