ロクハナぶっぶ

2匹のニャンコと、その飼い主のつれづれ日記です。

羊と鋼の森

2016-06-10 | 読書
やっと読むことができた
羊と鋼の森 宮下奈都

この方の作品はいつも一気に読めます。そして、この本の読後感はとっても爽やかであります。
高校生の頃に出会ったひとりの調律師に魅せられ、音楽もピアノも何も知らなかった男性が、調律師になっていく物語。
タイトルはピアノを表しています

なんだろうか、美しくて、静かで、清清しい音楽がずっと流れている中で読書しているような感じでした。

あっという間に読めます。お忙しい方にもお勧めです(^^;)

「才能って言うのはさ、ものすごく好きだって言う気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。俺はそう思うことにしてるよ」   文中より

・・・・・・・・・・・・・・・・心に響きました

地元新聞社が毎月出している「Fu」という雑誌があります。その中に宮下さんは毎号コラムを載せています
今回は授賞式のことでした
授賞式には地元の本屋さんも応援に来てくれていたそうで、晴れの舞台に身内が現れたようでうれし泣きしたそうです。また、ステージの下には、激しく号泣しながらシャッターを切っていた人がいて、なんとその彼女は地元新聞社の記者さんで、小中学校の同級生だそうで、その姿にまた泣いてしまったそうです。 この「fu」の中の彼女のコラム、好きです。

そして今度は今頃ですが、「スコーレNO4」を借りて参りました

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 + 0.1   + 1.4%(ふ、ふ、ふえてるしぃ