先日、益田から出雲へ、9号線を走っていると、時々青い日本海を目にします。
それと、9月半ばを過ぎたのに、カークーラーを切ると、すぐに車内が暑くなります。
まだ、しばらく暑い日が続きそうです。
青い空にも恵まれて、つい余所見をしてしまいます。それほどよい天気に恵まれました。
しかし、石見地域の海辺や山頂には風車が建設されています。
何度か休憩を兼ねて、ある駐車場で車を停めて、海を眺めました。
そうしたら、青い空、青い海、そして黄金色の砂浜の上に聳え立つ風車。
何ともその表現は、私には感受し難しい一面でした。
山陰地域の海岸ではもう当然の風景かと思いますが、、、個人的に何とも受け入れ難い風景です。
そこには昭和の風景が無いのですから。
開き直って風車に近付き、大胆に切り取るのも良いかも知れません。
海岸線は入れずに『風車と青い空』なんて感じとか。
ここは紅井藻花さんの腕の見せ所です。
特に鳥取県の大栄町や湯梨浜町が顕著かと思います。
自然風景に、巨大な人工物の組合せに、受け入れ難い部分が生じていますが、新しい1ページを作ると判断して、受け入れたいと思います。
また、撮影したいと思います。
無理して迎合する必要もないですが現実を直視して受け止めるのも
大事でしょうね。(実は自分に言い聞かせたりしてます。)
最近のお写真を見て思ったのが空を(または地面を)大きく入れた
縦位置のフレームがほとんどですが、ふと10-22mm辺りのレンズを
お勧めしたくなりました。
私は広角系の画角が苦手なので最近の紅井藻花さんの大胆な
切り取り方には感心しています。
その文字を知って、半年を過ぎますが、それを知ってから撮影するに当たって、結構意識していることは事実です。
今年は、梅雨明けてから猛暑に欠けて、鉄道風景を撮影するに当たって、私は『青い空』を重視するようになりました。
去年と違ってあまりにも天気に恵まれたことにも理由になります。
だから、このチャンスを絶対逃したくありませんでした。