涼みをかねて、先日は佐田の山奥へ訪れたら、たくさんの木々が聳え立っている光景を目にしました。
そう思えば、帰りに須佐神社に寄れば、よかったと後悔しています。神殿の裏には立派な大木があるからです。
大木であればあるほど、カメラに入りきれなくて、アングルに悩んでしまいます。
結局は、一部分に的を絞るしかありません。
では、どう撮ろうか?
そう思って木々を見ると、苔が生していることに気付きました。
木々によってその色も違うし、生し方も違う。それをレンズを通してみると、なんか奇妙だけど、おもしろく見えてきました。
苔も木々の成長に合わせて、年月を経て、繁殖したものと思いますが、インパクトの感じられない苔の、木々を覆う光景は、絵になるかもしれないです。
現場で出来る事は、露出をアンダー気味にする。
時間があれば、-2/3~-1EVあたりで撮っては、確認、という作業をしてみて下さい。
現場以外での作業としては、現像時に「明るさをマイナス目に調整」と「コントラストを上げる」。
これで引き締まった絵になると思います。
カメラの露出計は優秀ですが、どうしても明るく写る傾向があり、白っぽく見える場合がほとんどです。
明日はお休みを頂いていますので、また同じ場所で撮影したいと思います。