そら豆テーブルを作りました
以前作ったものはお嫁に行ってしばらく在庫がない状態だったので、
作品展前に作る事にしました。
これは天板になる板を2枚接ぎ合わせたところです。
わずかに段差があるのでカンナで目違い払いします。
幅と長さを揃えたら、足が入る穴を掘ります!
穴はボール盤を傾斜させて、さらに45度回転させてます。これで四方転びになります。
それから天板をそら豆型に成形。
バンドソーで粗どりして、
トリマーで習い加工。
ビットを換えて面取り
丸みを帯びたそら豆らしく、2回にわけて大きく面を取りました!
この一連の流れは、型通りに作りたい時によくやります。
でもこの作業は何回やっても緊張します
特に習い加工は、ちょっとでも転ぶと一瞬で削り過ぎてしまうので集中しないといけません。
私にとっては毎回真剣勝負です
それからスベスベの木肌になるまで一生懸命磨きます
180番で磨いて、240番で仕上げてます。
ここまできたら、残すは脚の組み立てです。
脚は旋盤(せんばん)で作ってあります。
穴より少しだけ大きく作ってあるので、
組み立て前に脚のほぞを玄能で叩いて木殺し(きごろし)します。
こうすると固いほぞが入りやすくなるし、中でボンドの水分を吸って膨らむので、よりガッチリ組めるんです!
脚が入りました!
これで完成です!塗装は自然系塗料のVATONクリアです。
子供椅子と並べるとこんな感じ。
丸っこくて優しい雰囲気になったのではないでしょうか
テーブルの高さは35cm。
お子様用、おひとり様用にちょうどいいサイズかなと思います
是非作品展でご覧になって下さい