CB750FB

ずっとレースばかりやってきたが
仕事が忙しくてなかなかサーキットに行けずストレスが・・・
だからもっと普段からバイクに乗りたい
とにかくなんでもいいからバイクに乗りたかった。

初めはゼファーかＮｉｎｊｙａを探していた。
でも、どれもコタっていてとても乗る気にならないモノばかり。
そのうちＸＪＲでもいいかみたいに。＾＾；
そんなときに武○選手のＸＪＲを買わない？っていう話しがあったのだが
まだＳＲが売れなくて躊躇してる間に他の人に売れてしまった。

次に知り合いのドカのＳＳの話しが持ち上がったが
これも資金的な問題と、購入後の維持費を考えると断念せざるを得なかった。

バイクには乗りたいが、資金にあったほしいと思わせるバイクがなかなか見つからず
少し諦め気分になっていたとき
友人のバイク屋に何年も置いてあったＦＢを見て
これにでも乗ってみようかな、っていうのが始まりだった。

・CB750FB '81 2008年
　全長：2,190mm
　全幅：790mm
　全高：1,125mm
　軸距：1,515mm
　車重：227kg
　空冷４サイクルＤＯＨＣ４気筒　５速ミッション
　ボア・ストローク：62mm×62mm　748cc
　圧縮比：9.2
　最高出力：70ps/9,000rpm
　最大トルク：6.0kgm/7,500rpm
　タイヤ：F3.25-19　R4.00-18
　当時価格：595,000円

ＣＢ－Ｆファンの方達には申し訳ないが
俺がＦを選んだのはそんな感じで、たまたまなのだ。
それに昔の友人には信じられないだろう。
あれ程ホンダ嫌いだったのだから。

でも今では、というか
購入してからずっとＣＢ子ちゃんをこよなく愛している。
大事な大事なパートナーだ。
盗まれた夢を見たときには、声をあげて泣いてしまうほどだ。（笑）

そんなんでホンダ嫌いも緩和され、他のホンダ車にも興味を持つようになる。
単純というか、お調子者と言われてもしょうがないだろう。（でもいいのだｗ）

で、そのＣＢ子ちゃんだが
さすがホンダだなって感じだ。
この時代にこのバランスっていうか、完成度が高いよな。
その辺が気にいらなかった部分でもあるが
ま、個性的にしたい部分は、これから俺流にＣＢ－Ｆを仕上げていくさ。＾＾

SR400 85

仕事に追われ、シリーズを追うのが厳しくなってきて
引退を迫られる。
しかし、モータースポーツから離れるなんて考えられなかった。
シリーズは追えないけど、年に数回力を入れて何かのレースに参加したいなと。

一応８耐も視野に入れながら活動してみたが
なかなか資金面が厳しい・・・
チームメイトともて耐という話しもあったが
その頃とてもそいつとペアになる気分ではなくて
スプリントを探していた。
それが、ＳＲとの始まりだった。

チームでちょうど使えないＳＲがあって
知り合いのＳＲと２個１でなんとか組み上げた。

車検をとりあえず取って街乗りもできる様に。

・SR400'85 1996年
　全長：2,085mm
　全幅：735mm
　全高：1,080mm
　軸距：1,410mm
　車重：170kg
　空冷４サイクルＯＨＣ単気筒　５速ミッション
　ボア・ストローク：87mm×67.2mm　399cc
　圧縮比：8.5
　最高出力：27ps/7,000rpm
　最大トルク：3.0kgm/6,500rpm
　タイヤ：F3.50-18　R4.00-18
　当時価格：399,000円

正直レースをやるには、この足回りじゃ全くお話しにならないって感じだ。
速攻フロントをＴＺＲ８９、リアをＦＺＲ４００の足回りに換装。
たったこれだけで雲泥の差になった。
峠の下りだったら、長い直線が無い限り負けることはなかった。
それにエンジンのフィーリングがいいね。
たまたまこのバイクにいきついて乗ったが
このバイクが大勢のライダーに愛され
長く生産され続けているのがわかった様な気がする。

ま、そんなこんなで、その後もレースに出るために
ちまちまとバイク作りをしていったのだが
結局これも仕事が忙しくて断念せざるを得なかった。
会社を辞めて、独立したばかりだったのよ・・

RGV250γ89

ＺＺＲ１１００Ｃ３は、ほんと楽しませてもらった。
レース活動をもう一度本格化するために１年という短い期間で売ってしまったが
あのパワーはいつかまた手元に置いておきたい。

で、街乗り用はすべてなくなりさみしく思っていたところ
友人がレースをやめるついでにガンマを売るというので
譲り受ける。

・RGV250γ89 1994年
　全長：1,990mm
　全幅：695mm
　全高：1,065mm
　軸距：1,375mm
　車重：131kg
　水冷２サイクルＶ型２気筒　６速ミッション
　ボア・ストローク：56mm×50.6mm　249cc
　圧縮比：7.5
　最高出力：45ps/9,500rpm
　最大トルク：3.8kgm/8,000rpm
　タイヤ：F110/70-17　R140/60-18
　当時価格：588,000円

もともとレースで使っていた車両なので
ＳＰのクロスミッションが組み込まれている。
だから、とても街中では乗れたもんじゃない。

でもそれがやはり峠やサーキットに行くと
水を得た魚の様にキビキビと走り
超おもしろい！

やっぱ２ストはサーキットで走るのが楽しいね！

ZZR1100C3

刀をこよなく愛していた俺なのだが
もともとスピード狂の性格はどうにも止まらない。

あれほど絶賛していた刀のパワーも
毎日乗ってりゃ慣れてしまうのは当たり前で
それこそ７５０に乗ったらおもちゃの様に感じてしまうぐらい
もはや脳のスピード感覚がイカれていた。
そんなときに雑誌で気になっていたＺＺＲの記事に
パワー規制で、今後フルパワーは売られないかも！　の言葉につられ
次の日にレッドバ○ンにＺＺＲを買いにいった。

が、今買っておかないともう手にすることはできないと言われたフルパワーは
未だに毎年売ってるよなｗ

・ZZR1100-C3 1992年
　全長：2,165mm
　全幅：720mm
　全高：1,210mm
　軸距：1,480mm
　車重：228kg
　水冷４サイクルＤＯＨＣ４気筒　６速ミッション
　ボア・ストローク：76mm×58mm　1052cc
　圧縮比：11.0
　最高出力：147ps/10,500rpm
　最大トルク：11.2kgm/8,500rpm
　タイヤ：F120/70-17　R170/60-17
　当時価格：1,160,000円（だったと思う）

刀から乗り換えた俺にとって全てがセンセーショナルだったｗ

曲がるーーー！
止まるーーー！！
速いーーーー！！！

６速で２８０ｋｍ/ｈぐらいはあっという間で
『これはあぶない』とアクセルを戻すも
２００ｋｍ/ｈぐらいから再びアクセルを開けてやると
６速のままでも、なんの躊躇いもなくフル加速していく。

あぶねーバイクだなと思いながら
いいモノを手に入れたと大満足なオイラでしたと。

GSX1100S-1

ある日GSX750Sで高速を走っていたら、前の方に見慣れた形状が。
お、刀じゃん！
あれフェンダーにリフレクターが・・・もしかして１１００？

俺はギアを２速まで落としフル加速くれてやったわけ。

そしたらその１１００刀の奴、こちらを振り返ったと思ったら
そのままギアチェンジもしないで俺を見たままアクセルを開けたのね。
１１００刀は
カウルに伏せながら必死にフル加速をしてる俺なんか眼中に無いって感じで
そのままの姿勢で見えなくなってしまった。（５速のままで・・・）

７５０と１１００との馬力の差をイヤって言うほど叩き込まれた瞬間だった。
くそーーー！！！
ぜってい１１００買ってやる！

・GSX1100S（刀）1988年
　全長：2,260mm
　全幅：715mm
　全高：1,205mm
　軸距：1,520mm
　車重：232kg
　空冷４サイクルＤＯＨＣ４気筒　５速ミッション
　ボア・ストローク：72mm×66mm　1075cc
　圧縮比：9.5
　最高出力：111ps/8,500rpm
　最大トルク：9.8kgm/6,500rpm
　タイヤ：F3.50-19　R4.50-17
　当時価格：83年の雑誌を見たらSDで1,350,000円

就職したら一番最初のボーナスで買うと決めていた１１００刀。
レッドバ○ンでさがしてもらった１型１１００刀。
お世辞にもキレイとは言えなかったが、６５万という破格に惹かれ購入。
エンジンは調子が良かったので良かった。
外装は毎月給料が出たらパーツを取り寄せ直していった。
確か、その時でもうあのシートは欠品になっていて少しショックだったのを覚えている。

そんなある日、高速を走っていたら７５０刀が
俺の隣にきたと思ったらフル加速してんだよね。
当然俺は「５速のまま」そいつをミラーから消してやった。ｗ