イニシャルアジャスターを取付けるのにフロントアップしたので
ついでにキャリパーのメンテも。
汚れてはいるが特別問題なさそうだ。
この部分のメンテは1~2ヶ月間隔でやっている。
はっきり言ってとても効かない片押しキャリパーなので
せめて普段のメンテだけでもちゃんとしてあげ
スムーズに作動することを心がけている。
といってもやっぱ効かないんだよな。
バッテンに変更しようかな・・・
でも30 → 32 だろう?
気休め?って感じだ。
はい、キレイキレイ
あとホースとマスターで少しはマシになるのかな?
基本ノーマルを維持したいところと実は葛藤している。
リアはOHしてオクに出したけど
フロントはちょっとダメかな。
本当はこれもOHして出したかったんだけど
ピストンのキズが酷くて、交換しないとちょっと安全が保てない。
リアもそうだけど、このキャリパーは過去に何度かOHした痕がある。
リアのOH痕はピストンの中だったから支障ないけど
フロントのは表面に思いっきりこじった痕がある。
それに腐食が厳しくてこれじゃ使えない。(イケてると思ったんだけどなぁ・・)
高価なピストンを買ってまでオクに出すことではない。
ま、いいとこ部品取りかな。^^;
キャリパーのボディも再度真鍮のブラシで洗い直して
ほぼ完成かなと思いながらも
やはりどうもプレートのヤレが気になる。
塗るか
塗料には、アルミホイール用の塗料のガンメタを選択した。
塗りっぱなしでは、あまりにもすぐ剥げてしまうから
自家製焼付けしちゃいますよとw
オーブンで焼くこと10分を2回。
一度冷ましてからもう一度焼いている。
なんとなく、勘でそのほうが良さそうな気がする。(気がするだけねw)
ほんで全ての部品が揃いましたよと。
スクリュー(43352-568-003 …226円)は、くるのを待ってたら日が経っちゃうので
オイラのストック品を使用。
組み上げには、シリコングリスを使って
ゴム関係をやぶらないように、丁寧に組んでいく。
ピストンピンを入れるときにブーツをやぶってしまったという話しをよく聞くが
やり方としては
ブーツをまずは片方だけ組み、ピンにシリコングリスをたっぷりとつけて
兎に角、優しく挿入ね。(あん)
んで、そのブーツに組み込まれてもそこからまだまだ挿入して
ブーツを一度突き通しちゃうのね。(いやん)
突き通したところで、反対側のブーツを組み込んでやって
奥まで突き通しちゃったピンを、ゆっくりと戻してやるのだよ。(ふふ)
もちろん後に組み込んだブーツにもたっぷりとシリコングリスを塗ってやって
痛くない様に・・・もとい、気持ちよく・・・もとい、スムーズに組み込んでやるわけだ。^^
ま、そこそこのモノにはなったかな。
最初はこれだからね。
OHの注意点としては、ピストンを出すとき傷つけない様にと
ピストンを磨くのは、あくまで進行方向の縦方向だけよん、みたいな。
今日はオクが出品料無料の日だから、アップしてみっかな。
『バッテンキャリパー』で検索したらヒットするかも。
洗浄はしたがヤレ感がかなりある。
こういう場合は部品を交換したほうが手っ取り早いのだが
自分が使うものでもないので、そこまでお金をかけられない。
で、グラインダーや紙ヤスリ・コンパウンドを使って磨きあげたよ。
頑張ったおかげで当初の写真と比べると雲泥の差だ。
ただネジ関係はどうしようもないかな。
これだけは注文するかどうするか?
金属関係はほぼ完璧?
最後はコンパウンドで仕上げたからどれも表面ツルツル。
ただプレートも最初から比べたらかなりキレイになったけど
もう少しの様な気がする。
これだけは塗装するか・・・
ピストンの中のサビもサンポールで完璧に除去。
再度サビない様にグリスを塗っておく。
サンポールは便利だけど、使用するには注意が必要だ。
いくらピストンの硬いメッキでも長い時間付け置きすると剥がれてしまう。
ブラシなどで擦り頃合い見ながら仕上げたい。
使用後は酸化を止めるのにCRC漬けにしてやればOK。
ゴム関係は切れや破れはなくても古さは出ているので
シリコンスプレーをかけリフレッシュしてやる。
ボデイやパットも真鍮ブラシで根気よく磨いた。
真鍮で磨いてると、途中真鍮のゴールドが付着して色が変わって見えるが
クレンザー等の台所洗剤でごしごし洗えばすぐにとれるので
全く心配ない。
でもまだボディはヤレ感があるのでもう1回磨いてみよう。
ただ削れて塗装がなくなってる部分はどうしようもない。^^;
一応全部洗ってみた。
汚れが酷いものは漬け置きしておき、次の日に洗ってみた。
洗ってみてわかったこと。
ま、思ったより程度が良かった。
ピストンのサビも磨けばなんとかなりそうだし
シール・ブーツ関係も傷ややぶれはないので再利用しよう。
ただ、やはり取りきれない汚れとサビが気になる。
これをこのまま組んでも、ヤレ感が出て
とても高値で売買されるモノには見えない。(見た目は大事)
洗剤で取れないものは、ヤスリやグラインダーを使ったり
あと工具が入らない場所、例えばピストンの内側のサビとか
このへんはサンポールを使ってサビとりしていく。
ほんとサンポールは安くて便利だよ。
ただスクリューがだめだな。
穴がつぶれてやがる。
力まかせで締め込むからこうなるのだ。
素人はやりがちだが、本来ここは面と面の重なりで蓋をするとこなので
そんなに力まかせにする必要はないところだ。(ま、俺も素人だけどw)
取れや漏れ、緩みが心配だろうけど
こういう部分は締め方がある。
最後締まる少し手前で
何度か 緩め→締め→緩め→締め を繰り返しながら締め込んでいく。
そうすることで面と面とがより重なり、より密着して漏れづらくなる。
メインジェットの締め方と一緒だ。
さて、スクリューだめだから注文するか。