羊のあっちゃん

手仕事の染、織物、フエルト‥ に関係した日々の生活

デリケート

2009-02-08 15:19:14 | Weblog
この手のスカーフを今制作中。昨秋比良のイベントにスカーフをしていった時に、出会いのチャンスがありました。不思議なご縁。4月に(春色布展)を企画しておられて 私もその中の1人にとお誘いを受けました。そのきっかけのスカーフです。大きな白い花のフエルト部分は作業している時は形が見えなくなり(濡らすと白色は見えなくなってしまう)苦労するところです。が生地にしっかりと羊毛がフエルト化すると、とても白色が華やいだ雰囲気を出してくれて 今のところは夢中で喜びの中に作業が進んでいます。
フエルト化させるには 湿気と摩擦が必要。私の右手の指の皮膚はだんだんと薄くなって困っていますが・・・
透きとおる目の荒いシルクと羊の毛のフエルトの合体です。今回は、白色の中にわずかに色を入れてみました。
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テキスタイル

2009-02-07 09:39:31 | Weblog
リチのテキスタイル図案の一つ「あじさい」です。この写真には2つしか写っていませんが、もう2つ下にあります。1つのパターンで色を変えたものです。
今もしこのプリントがあるなら 私は迷わず買い求めていたでしょう。ドキドキするほど好きな色使いです。
私は羊の持って生まれたそのものの色 力強い色に強く魅かれ、しばらく自然色での仕事を続けてきましたが、こんなカラフルな色の組み合わせも素晴らしいと感じました。赤色を見た時の気持ち、青を見たとき 黄色 緑・・・
何事もあまり固執しないで ノビノビと おおらかに 感じたままを表現するのが大事なんだなーと固い頭に一発刺激を与えられました。
工芸は手作業の仕事 頭で考えているだけだはなく 現物を作ってみて初めて表現できるものだから、理屈を言わないで黙々と手を動かさなくては・・・
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図録

2009-02-06 09:38:04 | Weblog
上野伊三郎・リチ展の図録 すぐ眼に飛び込んで来ました。あまり中を見ないうちから私のハートは買うと決めています。
彼女は幼いころより植物が好きだったようで、これは豆の花か?本の表紙がこのデザインの紙で覆われていて素敵!と飛びついたのですが、イヤイヤ まだビックリシタことは 表紙に帯状の紙が巻いてありますが、この本は同じ物がついていました。表紙をめくるとその帯の紙がはずれて 裏側が見えました。なんと!そのデザイン(白黒)のカラーの付いたものだったのです。オシャレの装丁に 成程と感心しました。色の取り合わせの良いものは、やはりモノトーンでも良いものなのです。このデザインは特にモノトーン 素晴らしいと思います。
図案が痩せていない 縮こまらないで大きく感じるのですが・・・
ひとしきり本の装丁に関心し見入ってしまいました。
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上野リチ

2009-02-04 16:21:27 | Weblog
昨日 急に思い立ち「上野伊三郎+リチ展」を見に行ってきました。私には今まで聞いたことのない名前でしたが、リチの工芸におけるセンスを見てみたいと思っていました。伊三郎は建築家で宮大工の息子 若い時にヨーロッパ留学でリチと知り合ったようです。
建築のことはわかりませんでしたが、リチの素晴らしい才能には もうビックリしました。色彩感覚の素晴らしさ!それと 図案 デザインはやはり産み出すものと改めて感じさせられました。模倣ではなく自分の頭から産み出されたものでなければ 人を惹き付けないと。
私にとっては久し振りの感激ある展覧会でした。
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節分

2009-02-03 09:12:31 | Weblog
冬と春 季節を分ける節分
この頃になると 光の明るさが増してくるように思います。春に一番先に咲く花の色は黄色。我が家のミモザも年々大きく幹も太くなり 蕾も昨年より多くたのもしいです。蕾が開花して小さな花が風にゆれ それはそれは愛らしく綺麗ですよ!見るだけだはなく、染料にも使います。勿論 花の色そのままの黄色。
これから暖かくなって花が咲くのが待たれます。
先日は展示会用の写真を撮ったり送信したり 不手際なものでなかなか思うようにいかず1日バタバタして過ぎました。こんな日も多々あるものですね。
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やはり 羊

2009-02-01 09:19:27 | Weblog
先日娘の家に行った時に、まず目に飛び込んできたのはWoolの大きめのショールでした。この写真の物ではありませんが同じ仕事のものです。
白とベージュのチックでした。ナチュラルカラーで色の感じとチェックの大きさも丁度具合よく出来ていました。
ああやっぱりこの仕事を続けていこう!と密かに 強く思いました。其々の羊の特徴をいかして手で紡いでの作業は確かに時間と根気のいるものですが、出来上がった時の喜びは格別です。
目先の事に振り回されずに ゆっくりマイペースで続けて行こう!
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