カーディガン

これは主人用に編んでもらったカーディガンのはずだったのですが、サイズが小さくて婦人用にしました。色は薄茶。
想像している感じと編みあがった感じが違う場合があり、実際に見るまでハラハラしますが・・・
来年は　白の毛を紡いでと考えています。ゆっくりと仕事に取り組みたく思っています。
「お金がない。時間がない。このふたつを口にするのは絶対にやめましょう。そう言っているうちは、いつまでもそこから抜け出せません。」
わたしの心にグサリと突き刺さった言葉です。反省ひとしきり。
新しい年は　時間を上手に使うこと！を　実践しましょう！！

ベスト ２

先日のベストを編んでもらう時に、一緒に頼んだ分です。今まであった原毛にゴッドランドというスエーデンにしかいない羊を混ぜました。
子の羊の毛は、つやつやして滑らかなのが特色です。想像していたより良い風合いの糸が出来上がり、これならセーターにも十分対応できそうで嬉しくなります。
ボタンは鹿か何かの動物の骨の白いものがいいかな？と想像して・・・
先日久しぶりに「暮らしの手帳」を求めました。」その中に｛仕事を楽しむコツは今の仕事の量を減らし、仕事とじっくり向き合うことです。楽しまない仕事にいい結果はでません。｝この言葉を見てハット！
この言葉を忘れないように　来年からはもっと余裕をもって何事も臨みたいです。年末の反省でした。

紳士用ベスト

今年のうちに間に合いました。１０月展示会に来て下さった方のご主人さま用にとベストのご注文をうけ、羊毛はすでに洗ってあったので、急いでカードをかけて（主人に手伝ってもらいました）糸車をまわして糸作りを何日もがんばりました。
今回使った羊は、シェットランド、ジャコブをミックッスしてみました。共に色は同じような焦げ茶です。ジャコブの毛の質は弾力に富み、膨らみます。普段の仕事着にとの思いで、しっかりとそして、軽くて着やすいように。
出来あがってきてみると　やはり紳士用は大きい！
ジャコブの白髪のような毛も所々に入り　なかなかいい感じに仕上がったと満足です。が、頼んで下さった方のご主人さまはどうかな？一抹の不安ありと云うところです。年末ギリギリ最後の完成品でした。

最終の仕事

今年最後の仕事がやっと織り上がりました。古布をひも状にした物を、もう一度再生して新しい織物にします。以前から頼まれていたもので、しばらくこの仕事はお休みしていましたが、今年中には何とかあと１つでも織りあげないとと、頑張りました。
縦糸にも絹を用いますが、まず染めて・・縦糸を(約２００本くらい）はりますが、ここまでくればもう半分以上できたも同然。
横糸を入れるまで(織り込む)まで　どんな感じになるかはわかりません。織進んでいく時に　だんだんと布の感じがでてきてやっとイメージが湧いてきます。
来年はどんな年になるか・・・・？？

和装小物

先日　思わぬ方から突然の電話があり　今京都に来ているから、渡したいものもあるからお会いしましょう！　ビックリ仰天。
彼女は、２年前シェットランドでご一緒になった人ですが、シェットランドレースを編んだり、日本刺繍をされたりで手先の器用なかたです。その彼女が私のために刺して下さった衿です。やわらかな色合いのものでびっしり模様がつまっていて
さぞかし華やかな胸元になるでしょう。
来年早々の初釜に、初めてつけさせて戴きますと、喜び感謝感激です。人との出会いとは　何と不思議なことか。その方とはあの時にお出会いしただけなのに、随分以前からの仲良しみたいに思えるのは何故でしょうね。

フエルトボール

フエルトのポーチ（化粧品を入れるくらいの大きさ）の注文を受けていたのが、やっと出来上がりました。最初は５個と聞いていましたが、３個追加で合計８個。
大きさは小さいのですが、仕事としてはベレーを作る方が楽でした。
石鹸のお湯をかけ、摩擦して　やっと出来上がったら　今度はファスナーをつけてやっと出来上がりです。最初考えていたよりも手間でした。
喜んで使って下されば嬉しいのですが・・・　どうでしょうか？
一つ一つの手仕事は、本当に蝸牛が動くような速さでしか　進みません。焦らずに！とは　思うのですが　せねばならないことが次から次に出てくると
もう！　　いやいやそれではいけませんね。反省！！

金沢の野菜

金沢の郷土野菜と言えば　加賀れんこん　があります。この時期、どこの店先にも沢山山積みされています。勿論　土もついて汚れていますが、モチモチしてシャリットした食感でなかなかおいしいです。
写真で　その横にあるのは　大根。漬物用にもう干してあって、すぐにでも漬けられるようになっています。同じようなサイズで見事。
私も帰ったら　畑の大根を抜いてきて　洗って　干し　漬け込む準備をしなくっちゃ　大忙しです。
以前は　どこのお母さんもしていた家事仕事が　だいぶ　様変わりしています。生活様式の変化もあるのでしょうが、主婦の家事に費やす時間は、以前に比べれば大幅に増えているのでしょうが　何だか忙しい日々です。

冬の金沢

　先日　ドライブ旅行と金沢近江町の買い物を引掛けて行ってきました。
冬の金沢と言えば　蟹！　どの店の前にも蟹の箱が並んでいます。雄のズワイガニ
雌の卵を一杯つまったコウバコ　　蟹を食べるとその間皆シーンと静かになり　蟹を食べることに熱中するのでしょうか？
今回は見るだけにしました。が、いつものようにクールボックスには　獲れたての魚が一杯につまりました。
金沢の先の　白山のふもとの一里野温泉に泊まるべし　のつもりでしたが、今回は金沢市内に泊まり　夕食をインターネットで調べた｛まいもん寿司｝で金沢近郊で獲れたての魚の寿司です。さすがにおいしかったこと！！
ホテルへ帰り道はさすが暗いなかを走りました。
夕闇の中　３つの一等星と細いミカ月が幻想的で綺麗でした。

お昼まのコンサート

月１度のレコードコンサート。　いつもは夜ですが、今回はお昼でしたので久し振りに出かけました。個人のお宅を解放されて興味ある方に音楽を楽しめるように。亡くなられたお父様が始められ、そのあとを姉妹で続けられています。
今では　ＣＤがほとんどですが、レコードと再生する音響は真空管のものを使っておられるとか？　詳しいことはわかりませんが、音は包み込まれるようなソフトで最初聞いた時はびっくりしました。
私達の周りには　あまりにもドギツイ音　騒々しい音の氾濫ですが、ゆったりと快い音楽に満たされる一時をもてて感謝でした。　その上今回はお茶室も解放してくださって　秋のお菓子栗けんとんまでいただき　耳も舌も共に大満足でした。
お家の方々のお気遣いに　聴かせていただく私達の側も感謝の気持ちを忘れないようにと思いました。