カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

ユニバーサルデザインが生む幸せ

2012-02-01 07:32:08 | 愛情

ユニバーサルデザインは各方面で、デザインされている。文房具やもちろん客室などもそう・・。ちょっとしたことなんだけど・・不便だったり使えなかったりすると哀しい。今、必要な道具が使えないとか自分には利用できないとかと言うことは不便以上にストレスであったり、社会から適合されていないのではないかと・・思うことすらあると言うのは言い過ぎだろうか?

実際、何気なく当たり前に使っていることに違和感なく過ごしているが、サービスを提供する立場から考えると結構な知識や学びが必要。だからこそ、きちんと整える努力が必要なのではと思う。先日、車いすのお客様に館内をご案内した時に、客室は駄目だしをしっかり頂いた。洗面のところに車いすだと足が入るスペースが必要。手すりがこの位置に無ければ意味が無い。トイレの導線も車いすの場合はもう少し幅が必要などなど。些細なことで、使えないことがあると余計に哀しい上にお金を払うことをためらうことになる。お金は対価と言われるから費用に見合ったサービスや施設が必要だと言うことだ。

車いすの花嫁ウェディングショーをきっかけに改善できる事柄をまとめてみたいと思う。想いだけでは伝わらない。ユニバーサルデザインは、言語、国、民族、文化、健康など全てを越えたところから生まれて来る幸せ感だと思う。海外からのゲストを迎えるための小さなアイテムや道具に始まって、使いよい環境や不便さを感じさせないサービスが満足感につながるのだろう。人の手によるサービスで補えることもある。誰もが幸せな時間を持ちたいと願っている。少しでも、そんな思いを形にすることから始めてみたい。

 


祭りと観光

2012-01-31 07:40:44 | 沖縄

祭りと観光は、いつも一緒のところにあるように思える。日本における有名な、祭りと言えば青森のねぶた祭り、京都の祇園祭り、博多の祇園山笠など数多くの祭りがある。古い伝統と文化が息づいている。観光客も、100万人規模だと言う。人々の関心と興味を掻き立てる祭りは、熱気と興奮に包まれる。その空気を味わうことで、その「場」にいる臨場感がたまらない満足感が生みだす。このような祭りが、観光客をひきつけてはなさない魅力とはなんだろうと考てみると・・・・。

街全体が、祭りムードで溢れている。その街に降り立った瞬間から、なにかしら落着かないそわそわしたような、むずむずするような空気に満ち溢れている。土地の人々の祭りへの興奮が、その土地全体に広がっている。観光客も、その空気に触れることで祭りに【参加】した気分が生まれて来る。祭りには、入場券もない、交通費、宿泊費、食事代、みやげもの掛かる費用などが入場券のようなもの。誰もが参加できるし、「場」の空気を楽しむことができる。だからこそ、観光客が100万人規模に膨れ上がるのではないだろうか?

町中どこに行っても、どこにいても祭り気分でいっぱい。バスの中でも、食堂でも、デパートでも祭りのワクワクした空気が満ち溢れている。

観光を考える時に思うのは、その土地の全ての人々が参加して盛り上げることで独特の空気が生まれて来る。その土地にしかない文化や芸能を、人々がこぞって盛り上げる、楽しんでいることが何より大切なように思える。沖縄には、独自の文化や芸能がある。多くの人々が参加して、盛り上げる空気が生まれて来ると、観光で訪れた人々も更にその魅力に惹かれていくように思える。


穏やかな朝

2012-01-29 07:57:27 | リゾートホテル

昨日に続き、沖縄は穏やかで暖かい天候に恵まれている。こんな日は、やはり沖縄の冬をゆったりと過ごす最適な環境と言える。昨日、久しぶりに、また突然友人が訪ねて来てくれた。彼女は、忙しい芸能生活の中で、カンナリゾートに来たい、来たいと思っていてくれたそうだ。再会は突然の電話から始まった!夕方、今、沖縄に来ている!これから行きます!お部屋の用意をお願いしますと友人3人と尋ねて来てくれた。

そういえば、昨年の夏もそうだった。お昼頃に携帯に電話が入り、これから行きたいからお部屋をお願いします!だった・・。忙しい彼女には、このホテルは心身ともに休息の場になっているようだ。うれしい限りだ。

最近、世界のリゾートを調べているとバリやフランスあたりでも、田舎の農村や漁村にある小さなホテルが、人気のようだ。そこは、住む人々の営みが自然体で存在している。だからこそ、上着を脱いでリラックスできるのかもしれない。スーツを着る人もいない、作業着や普段着でのくつろいだ空間が当たり前のようにある。

朝目覚めると、空気が違うことに改めて気づかされる。さわやかな空気と大きな空に抱かれた、昔からの風景が、心を癒してくれる。

 


未来へ

2012-01-28 07:44:16 | 沖縄

仕事をしていて自分の未来や自分が現在行っていることが、未来へどのように反映されるのかとふと思うときがある。原因と結果と言う因果の法則から見たら、今日と言う時間は、昨日から見ると結果となる。今日は、明日の原因となる。3年、5年先を考えた時に、今をどのように過ごすべきかと考えると結構やるべきことがたくさんある。たとえば、3年後に自分は、収入が今の2倍になっているとか家族の中で、長女が嫁に行くかも知れないとか・・・現実には、何も現れていない事柄でも頭の中でイメージしておくと何かが起こっても、自分自身がブレることがない。

ありえないと決め付けるのも、可能性を考えるのも全て自分自身。ありえないと考えると、そこで努力や成長が止まってしまうけど、可能性を信じて想い続けていると意外に現実になってくる。ある本に「量子物理学の世界では、人間が頭の中で考えていることが現実になる/思考は現実化する。」と書いてあった。最近、そんな事柄に出くわすことがあった。何かの拍子に、これは自分が思いつつけて来た事だったと気づくことがある。スポーツの世界でイメージトレーニングと言う作業を通してよい結果を招くと言うことは良く知られているが、現実の私達の世界でも同じこと。

幸せでありたいと願い、幸せの形をイメージしながら生活をしているとまさにその現実が目の前に現れてくることがあるが、そこに気づかないと・・・幸せの形が消えていく・・・。ちょっとしたきっかけだけど、小さなことだけど、その小さな形や現実を感じ取ることができたらそこから大きく拡げていくことができる。自分が望んでいるのは、こんなものじゃないと考えるか、これは、その兆しだと受け取るかで全く結果が違ってくると思う。

今の自分が、明日の自分を創っている。だから、今と言う時間がどんなに厳しくても自分を信じて幸せなイメージを想像していくことはとっても大切なことだと思う。

*沖縄の東海岸で毎朝大好きな朝陽を見つめながらイメージを膨らませている。

 


冬の沖縄

2012-01-27 08:04:25 | リゾートホテル

冬の沖縄は花の季節だと言う。以外だった。先日、桃原農園の方が尋ねて来られた時の話。そういいえば、ホテルのブーゲンビリアや花壇の花々がとても元気な様子なのを不思議に思わず眺めていた。沖縄の夏は、花には紫外線が強く、日差しも強いために環境としては好ましくないとの事。庭園内を一緒に歩いて頂いて、色々とアドバイスやご意見を頂いた。

夏の花としては、サンダンカやハイビスカスが盛んに咲き誇るので季節感いっぱいで夏は、花木の季節とばかり思っていた。花壇の草花は、また違うとのこと。この2~3日は、冷え込んでいるが、それでも15℃だという。時に晴れた日には20℃にもなる沖縄の冬は、本土からみるとやはり過ごしやすいと感じる。

沖縄の冬12月~2月までの約3ヶ月。首都圏などでは最も寒い季節になる。この季節、避寒地として沖縄の観光を考えると滞在型の観光をおススメする。景色も、夏にはない穏やかな日差しに包まれて小春日和を思わせる気候に恵まれている。

2月の沖縄は、プロ野球のキャンプが始まる。シーズンに向けて最後の仕上げに向かう。プロ野球ファンの人々には、選手一人ひとりが身近に感じられる魅了的イベントとなる。

日本で一番早い桜と言われている避寒桜も見ごろを迎える。八重岳に上る道路は、桜が見ごろの季節。この季節の沖縄は、静かにのんびりと過ごしながら沖縄を満喫できるのではないだろうか?心身を癒す旅にもこの季節の沖縄は、最適なシーズンだと思う。夏の強烈な日差しの沖縄にはない、魅力が静かに横たわっている季節。