朝8時の沖縄のホテルの庭園を一周すると汗が落ちてくる。夏の沖縄の日差しは、猛烈に強い!でも、この紫外線いっぱいの陽射しから身を守るために沖縄の植物は、自らの身体に抗酸化物質、各種ビタミン、ミネラルを蓄えていると言う。この植物達は、私達人間の自然治癒力を高めてくれる作用を持っている。沖縄では、台風で巻き上げられた海水がしみこんだ土壌は海洋由来のミネラルが豊富で、そのために野菜や果実の味わいも濃く栄養分もたっぷりで風味豊か。この島に照りつける太陽の強さは、自然にある植物を強くすばらしいものに変えている。
「医食同源」は日本で作られた言葉。沖縄では「ヌチグスイナイビタン」と言う。沖縄では、中国からの影響を受けて「食べるものこそが健康な身体を作る薬である」と言う薬食文化が根付いている。朝から汗をたっぷりかいて、ミネラル豊富な食事を摂って一日を乗り越える。と言ったことが沖縄の様々な雑誌に書いてあった。汗は、人間の代謝を上げてくれる作用があると聞く。こうして、自然の中で生活をしていると自然と普通に向き合って行くことで長寿が生まれてくるのだろうか?「フィットセラピー」と言う言葉が最近言われ始めた。もう一つ「タラソテラピー」と言う言葉があります。沖縄は海に囲まれている島。この島は、心と体を癒す宝島です。