カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

名曲コンサート・・・カンナリゾートで

2011-11-27 07:24:09 | クラシック音楽

本日11月27日(日)17時30分開場 18時開演 

ー見どころ聴きどころー

フルート渡久地圭さん、チェロ上原玲美さん、ピアノ高良仁美さんの3人による名曲コンサートが開かれます。哀愁のメンデルスゾーン三重奏曲他クラシックの名曲を楽しんで頂ける贅沢なひと時。

渡久地さんはカンナではお馴染みとなりました。渡久地さんは、このカンナリゾートヴィラのファンクションホールをこよなく愛してくださって・・・帰国(帰沖)するたびに演奏会を開いてくださって多くのファンの方々を楽しませています。彼の人柄を思わせる温もりのあるフルートの音色は、多くの人々の心を惹きつけて止みません。ウィーン、東京、沖縄を行き来しながら多く演奏家達との交流もある素晴らしいフルーティストです。

高良仁美さんは、金井喜久子ピアノ全曲集「琉球カチャーシー」(琉球音楽を伝統楽器を使わずにピアノで演奏)で評判となって、端慶覧尚子さん作曲作品をソロで演奏しているアルバム「沖縄・夏の風景~高良仁美ピアノ・ソロ」を発売された沖縄を代表する素晴らしいピアニストです。「夏の風景」は沖縄の夏の生活風景を朝から深夜までイメージできる暮らしの中の音楽を表現された楽曲で何気なく聴いていると沖縄の優しさや哀しさが伝わって来る心に響くアルバムです。

上原玲美さんは小澤征爾音楽塾オーケストラプロジェクトに参画して、様々な音楽祭に出演。多角的な活動を見せてくれています。2009年12月25日~銀座4丁目の奇跡’09~に出演されて愛の三部作やチャイコフスキー弦楽六重奏などを演奏。音を感じながら演奏している印象的な音楽ヴィジョンを表現するために、一音一音を大事に演奏していると言われている演奏家として活躍されています。

 

 


琉球交響楽団定期演奏会

2011-10-24 07:57:57 | クラシック音楽

琉球交響楽団第20回定期演奏会に招かれて行って来ました。演目は、沖縄の作曲家の與義先生の「祝典序曲」で幕開け、ハイドン交響曲第94番ト長調(驚愕)、ブラームス交響曲第4番ホ短調作品98、指揮はN響の大友直人氏。

琉響は、創立して10年。現在の楽員たちがまだ20代に結成された。今、彼らは30代となり演奏にも技術が高まって来ている。僕は、素人なので、技術のことは良くわからない。しかし、素晴らしかった!ブラームスがこんなに素晴らしいと感じたのは久しぶり。演奏会は、與義先生作曲の祝典序曲が美しい調べで聴衆を心地よい世界に導いてくれて、ハイドンでも、ピアニシモからド~ンと来るびっくり(驚愕)の愉快さを楽しみ・・思わずまわりに眠っている人がいないか見回してしまったほど・・(失礼!)心地よく流れるハーモニーに沖縄にいることを忘れてしまっていました(これも失礼かな)

休憩を挟んでいよいよブラームス。最初は、ちょっと構え気味でしたが・・第2楽章辺りで安心してブラームスを楽しみ、第3楽章では思わず引き込まれてしまいました。

沖縄の音楽家を応援しようと始めたホテルでの「満月からの贈り物」シリーズもVOL6になりました。今月は、コンサートミストレスの阿波根由紀さん(Violin)大嵩有紀さん(Viola)城間恵さん(Cello)原國智江さん(Contrabass)亀山孝文(Piano)の方々での演奏会となります。

ホテルでのハウスコンサートは、プライベートコンサートならではの緊張感や聴衆との距離感。お客様は、ディナーにワインを楽しんで、お腹を満腹にして頂いたあとに、心の隅々まで幸せをいっぱいに満たしていただくコンサート。

演奏会終了後、懇親会で與義先生達とパチリ記念撮影でした。

 


フランスからの便り

2011-09-01 08:34:30 | クラシック音楽

フランスで活躍するヴァイオリン演奏者の知子さんからメールが届いた!ちょっとびっくりしたのは、同じ発想と言うか思いが共通していること!

クラシックコンサートを楽しんでもらうために

●海辺のビーチコンサート ●芝生で寝転がってワインやビール片手に ●ダムの湖上でステージを作って みたり ●キッズコンサートだったりと考えていたら 知子さんからも同じような考えがフランスから届いた。沖縄と言う国際的でアジアンフィーリングを持つ地域だからこそできることがあると思う。

フランス的な香りをふんだんに持った大道芸人を呼んで、本物のフランスマルシェ(市)をフランス人が開いたり・・・そこでクラシックを誰もが気軽に楽しめる・・フェスタを開きたい!それも、沖縄東海岸エリアで・・。

今年しっかり考えて、フランスからの協力も得て沖縄の素晴らしさを表現できたらと思う。

毎月第4週の週末から翌週の初めに掛けて東京へ行く。これは、沖縄を常に新鮮に感じていたいと言う思いからと友人たちと交流がある。東京から沖縄を眺めたり、沖縄へ持ち帰る情報や文化や新商品などを探して歩く。これは、以外に楽しい!今回は、イタリアのオーガニックメーカーのシャンプー、リンス、ボディーソープを仕入れて来た。それも商品名が「オペラ」「アリア」なんて素敵な名前。カンナで満月コンサートひらいているのでぴったり!

これから沖縄の東海岸から上る朝陽から、新しい文化や人に優しい観光を発信できたらと考えています。金色に輝く朝日には生きる力がたくさん秘められている!


音楽をまじめに考えいたら笑いにつながった!

2011-08-20 09:02:44 | クラシック音楽

昨日、ヴァイオリニストの与那嶺理香さんと先日ピアソラの舞台でピアノを弾かれていた宮城ともかさんと偶然の出会いが会った。2人がカンナリゾートヴィラにランチに来られていて与那嶺さんに私が挨拶をしようとフロントに出たところに宮城さんが通りかかって、与那嶺さんをご紹介した。

その後音楽の話が段々盛り上がって、着物着てバイオリンを座って演奏、お琴の演奏者はイスでドレス着て演奏なんて事をまじめにやる。技術あって演出ができる才能に恵まれた2人は、企画力もあり楽しいイベントできると思った。宮城さんは今日フランスの帰られるそうですが、近いうちに帰国して先ずはカンナでホールの真ん中でピアノソロ演奏をお願いしようと思っている。お客様は、舞台を取り囲むように座って飲物を飲みながら演奏を楽しむ。

これまでになかった演奏会を新しいスタイルで考えてみたいと話しが盛り上がってホテルのフロントが笑う声でホテルであることを忘れてしまった感がある・・・。音楽を楽しむ精神はとっても自由なんだって思う。

もしかして、クラシックと眉をしかめる方がいらっしゃたら2人の演奏家をご覧になってください。きっとイメージが変わると共に凄い!と感じて頂けると思います。


ウィーンからの便り

2011-08-18 07:50:55 | クラシック音楽

沖縄本部町出身のフルート奏者渡久地圭さんから久しぶりのメール。ザルツブルグ音楽祭に行ってきたとの報告。カンナで2度演奏を行って頂いてからのご縁。元気な頼りに笑みが浮かびました。

11月にカンナで演奏会を開きたいとの意向を頂きました。アメリカで活躍するチェロ奏者の方と東京で活躍するピアニストの方などとの組合せやアンサンブル形式など演奏会のあり方を相談しています。

11月の演奏会は、障がい児を持つ親御さんとお子さんとの親子のための演奏会。ユニバーサル演奏会を開く予定です。普段の生活の中でなかなか参加できないと聞きます。そんな親子のための演奏会。誰もが同じように人生を楽しむ事ができる環境を作りたい。ホテルがそんな役割を持ってもいいじゃないかと思っています。

渡久地さんとの最初の演奏会も3月14日3.11の直後でした。開催には迷いも一瞬ありましたが、直ぐに彼がチャリティーで開催との決断をしてくれたお陰で無事開催することができました。大勢のお客様にお出で頂き沢山の激励も頂きました。音楽は世界共通、人類共通の言語だと思っています。

これからも音楽を通して多くの人が笑顔になれるようなホテルでありたい。人を幸せにするホテルで有りたいと願っています。