カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

天使の微笑み

2012-02-14 08:15:22 | 愛情

昨日から、アメリカ人の15家族がホテルに宿泊頂いている。子供たちと一緒に遊ぶ機会があった。1歳半から5歳くらいまでの子供たちは、世界共通。ママが、ちょっといなくなると泣き出す女の子もしばらくすると子供同士でのコミュニケーションで遊び始める。久しぶりに子供たちと遊ぶとこのエネルギーのすさまじさに圧倒される。姿が見えないと思うと、ジャグジーでびしょぬれになっていたり・・・少しも目を離せない!でも、笑顔がとってもキュートで愛らしい!

男の子はやはり、遺伝子なのかどの世界でも・・戦いを始める。プロのベビーシッターは方は、さすがに落着いたもの・・・おむつ交換からミルクまでちゃんとわかる。

日系の子、アフリカ系の子、白人の子色んな子供たちが一緒になっている姿は、まさにユニバーサルだと思う。アメリカが、人種の坩堝と言われる由縁だと感じた。

この子供たちが成長して大人になった時に、世界はどんな風になっているんだろうと思わざるを得なかった。宇宙船地球号が、美しい景色と幸せな世界を広げてくれていることを祈りつつ。

男の子も女の子も子供の世界は同じ。今日も、ベビーシッターのサポートを楽しみたいと思う。


愛する心

2012-02-05 07:40:53 | 愛情

人は、誰もが愛するものを持っていると思う。例外もあると言う方も中には、いらっしゃるかもしれないが・・少なくとも自分自身を含めて愛するものが一つくらいはあるのではないだろうか?先般、観光の統計を見ていたら郷土愛と言う問いがあった。全国で郷土愛が強いところは、1番が沖縄、2番目が北海道、3番目は福岡県でした。予想通りという感じでした。沖縄は、沖縄に来て仕事をするようになって強い郷土愛を知った。北海道は、以前仕事で3年ほど関っていたから感じていた。福岡は、私の故郷なので・・よくわかる。福岡県人は、福岡大好き・・「すいとーよー」って人情が丸見えの街。

愛する家族は、かけがえのないもの。子供の頃には感じられなかったけど・・親になってみると子供への愛着と愛する妻への想いなどは、心を暖かくしてくれる。離れて暮らすと余計に想いが募る。その想いを仕事へのエネルギーに変えていく。

仕事への愛情と言うと・・そんなに仕事が好きなの?と返ってくる。仕事は、好きなものに限る!と言いたい!どんなに苦しくても耐える・・と言うより苦しみや困難も楽しみにつながる。そうかな?と疑問の声が聞こえてくるが・・私は少なくてもそう感じている。苦しい時は、苦しさでいっぱいになるけど・・そんな時、未来への思いを考えると今、負けるわけにはいかないと心に強く思い返す。

沖縄に来て1年3ヶ月になる。これから愛する沖縄とのお付き合いがどうなっていくのかまだわからないけど・・・信じるものや愛するものがある限り、人智では及ばない何かの力を感じているかぎりこの地で働き続けると思っている。


ユニバーサルデザインが生む幸せ

2012-02-01 07:32:08 | 愛情

ユニバーサルデザインは各方面で、デザインされている。文房具やもちろん客室などもそう・・。ちょっとしたことなんだけど・・不便だったり使えなかったりすると哀しい。今、必要な道具が使えないとか自分には利用できないとかと言うことは不便以上にストレスであったり、社会から適合されていないのではないかと・・思うことすらあると言うのは言い過ぎだろうか?

実際、何気なく当たり前に使っていることに違和感なく過ごしているが、サービスを提供する立場から考えると結構な知識や学びが必要。だからこそ、きちんと整える努力が必要なのではと思う。先日、車いすのお客様に館内をご案内した時に、客室は駄目だしをしっかり頂いた。洗面のところに車いすだと足が入るスペースが必要。手すりがこの位置に無ければ意味が無い。トイレの導線も車いすの場合はもう少し幅が必要などなど。些細なことで、使えないことがあると余計に哀しい上にお金を払うことをためらうことになる。お金は対価と言われるから費用に見合ったサービスや施設が必要だと言うことだ。

車いすの花嫁ウェディングショーをきっかけに改善できる事柄をまとめてみたいと思う。想いだけでは伝わらない。ユニバーサルデザインは、言語、国、民族、文化、健康など全てを越えたところから生まれて来る幸せ感だと思う。海外からのゲストを迎えるための小さなアイテムや道具に始まって、使いよい環境や不便さを感じさせないサービスが満足感につながるのだろう。人の手によるサービスで補えることもある。誰もが幸せな時間を持ちたいと願っている。少しでも、そんな思いを形にすることから始めてみたい。

 


リフレッシュ 休暇

2012-01-25 07:49:40 | 愛情

久しぶりの休暇4日間を東京で過ごして来た。東京は、もちろん真冬の季節で寒さはとても厳しい、最後の日は雪に見舞われた。久しぶりに見る雪は、とても新鮮で美しかった。都心部では、迷惑な雪でも郊外で見るととても美しく感じられた。場所や見方によって同じものでもこんなに違うのかと改めて思った。

心身ともにリフレッシュ出来たこの休暇は、実際2日間が休暇として過ごせた時間。今回は、自分を見直し、仕事を見直すための学びの時間を取ってきた。仕事へ向かう自分のあり方や何を目指しているのかを再確認する時間でもあった。先日の、車いすの花嫁の挙式が、今後どのようにすれば多くの人々の歓ばれる形になるのか・・。どのようにすれば、実際的に現実的に継続的に実現できるのかを・・・車いすを使って生活している女性と語り合って来た。

彼女も首都圏で、同じようなイベントを開いていると言う。しかし、実際に障がいを持つ人々が普通に手に入れることができる環境を生み出すには、多くの企業や人の手を借りなければ実現できないと言う。

普段私達は、車いす目線で物事を見ることはない。立場や目線の位置が違えば、全く異なる世界が広がっている。それは、単なる車いす体験ではわからない。バリアフリー社会とは、物理的な側面で解決できるものではない。五感を働かせて受けとってみる必要があるように思える。この「車いすの花嫁」と言う素敵なイベントが、単なるイベントとして終わることの無い環境を生み出す。そのためには、多くの人々からの知恵を集めて、少しずつでも広げて、継続的に実施して実社会に根を下ろして行きたいと願っている。僕と娘にとって美しい雪は、車いすの人々にはどのように映っているのだろうか?


車いすの花嫁

2012-01-13 07:44:09 | 愛情

「車いすの花嫁ウェディングショー」がやっと開催にこぎつけた。2月5日(日)14時~挙式とウェディングショーとの複合的なイベントとなる。先日、挙式を挙げて頂くお二人が来館されて、館内での撮影が行われた。既にお子様が生まれていて可愛い盛り。挙式を挙げられなかったお二人には、改めて人生の出発点となる。幸せな家庭を築いて頂きたい。

挙式は、海を背景にした美しいロケーションのプールサイドを利用しての挙式となる。これまで、様々な障害があったがやっと実現できる。一つのことを形にするためには、想像以上の困難があるがあきらめないことが何より大切だと思った。これまで様々な方々に何度となくご案内してきて、ご迷惑をお掛けしてきたが・・・これで何とか形にできたのは、ホテルスタッフの並々ならぬ努力の賜物だと思う。沖縄から始まる幸せのスパイラルを是非ご覧頂きたい。

2月5日に向けて最後の詰めの段階に入って来た。入場は、無料。ただ、ホテルが小さいために一緒に祝ってくださる方々には、ご予約を頂いている。

交流会では、東京から、鈴木ひとみさんが駆けつけてくださる。司会は、比嘉周作氏。障がいを持つ方々が沖縄で結婚式が挙げられる環境作りにと扮装して来た。プロジェクトの方々にはそれぞれ万感の想いがある。もちろん、モデルとして参加頂く車いすの女性たちも同じ。

参加ご希望の方は、入場無料です。

連絡先:カンナリゾートヴィラ098-968-7011にご連絡ください。