カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

笑顔のつづき

2012-01-10 08:13:17 | 愛情

笑顔から始まる出会いは、もの凄く豊かな出会いになる。この1年間で1,000名以上の人々と出会ったけど・・印象に残っている人々や今でもつながっている人たちは全て、笑顔から始まった人々。しかも、一緒になって仕事を応援してくださると言う!出会いが貴重な財産となった。

毎日、鏡を見て笑顔を作ってみるといい。なかなか笑顔が作れないことがわかる。自分にとって最高に素晴らしい笑顔を自然に生むためには、笑顔を心がけることが何より大切。笑顔で向き合うと初対面の人々でも自然と笑顔が返ってくる。笑顔が返ってくると更に笑顔が生まれ輝き始める。

人間関係に悩む前に笑顔で接する自分になった方がいいと思う。もちろん、笑顔が返ってこない人もいるけど・・笑顔を向けたことを相手は心に残してくれている。その時は、なんでもないかもしれないけど、笑顔が残した印象はいつまでの相手の心に残っている。

そんなことから、笑顔貯金を始めてみたら気持ちもいいテンションを保てるようになって来た。いい年をした50代の私でさえ・・素敵な出会いが生まれている。恋愛ではないけど・・・ますは、自分を好きなることから始めてみる。それが、自分の笑顔だったりすると最高にいい感じだと思う。食事も美味しくなるし・・・!私は、今年の1年は、笑顔貯金で1億円を貯めようと思う。


幸せ手帳

2012-01-09 07:48:18 | 愛情

今年の手帳から書き始めた笑顔貯金。毎日メモやスケジュールを書き付ける手帳がなんだか味気ないと言うか・・・もっと手帳に書いたことで歓びが生まれるようにしたいと考えて、毎日、笑顔指数を1,000円から貯金する。手帳には、「今日は太郎さんと会って素敵な話で盛り上がった・・・楽しかった!1万円の入金。」と書き付けるだけなんだけど・・・。人の出会いと歓びを貯金にしていくと手帳が、未来への歓びの貯金通帳みたいに感じられる。

前回、人は財産と書いた。出会いはお金に変えられない貴重なもの。出会いを、お金に例えると言うのは、大変失礼な話かもしれない・・・お金に変えられないと言っているから矛盾しているかもしれない。でも、はなまるを描いて貯金していると出会いも自然と楽しくなる。喧嘩したり、すれ違ったりして嫌な顔になると貯金が引き出されるから、気をつけるようになる。

お金のことは、日本人はあまり語りたがらない・・・しかし、豊かさを分かち合うためには必要なもの。執着する必要はないけど・・上手く付き合って行った方がいい。分かち合っているとそのうちお金の方から寄ってくるようになる。幸せな使い道や幸せな貯金が人生をちょっぴり豊かにしてくれる。もっと大切なことは、人との幸せな関係だったり、笑顔いっぱいの日々だと思う。貯金は、笑顔から始めるといいかも知れない。

 


ありがとう!2011年

2011-12-31 07:36:01 | 愛情

2011年 今年は、未曾有の大災害が東日本を襲う悲惨な出来事から始まったように感じる。日本人に与えた影響は、計り知れないものだと思う。高度な文明社会が自然の猛威の中で儚く崩れ去った悪夢のような経験。今も、その地域では命がけで生きることに懸命になっている方々が大勢いらっしゃると思うと・・・心が休まる時がない。

しかし、この経験は、私達に何か大きな教訓を与えてくれたのではないだろうか?「絆」と言う言葉がいたるところで見受けることができた。忘れかけていた「心」を取り戻すには、あまりに厳しい試練であったように思う。世界中の人々からの支援を受けて・・日本が再生を果たしていく姿を形にしていきたいと思う。

4月6日にカンナリゾートで開かれたチャリティーには100名近い方々が訪れて頂いた。その時にバリトン歌手の具志史郎さんと糸数知さんが歌った「タイムセイグッバイ」が今も耳に残っている。その後コンサートでもバイオリニストの与那嶺里香さんの「トゥーガニアヤグ」は、心を鎮めさせてくれた。クリスマスコンサートでのフルート4重奏「真栄田えり子さん、森本真由美さん、神里多希さん、石垣円さん」でバッハの「主よ人の望みの喜びよ」は、その会場の人々に心から湧き上がる喜びと悲しみを静かに力強く伝えてくれた。

多くの人々が自分の才能で、自分の出来る立場で人々の心に「絆」を与えてくれた。生きることの厳しさや喜びや大切さを「絆」と言う言葉で伝えてくれた。ブログでかきょうさんと言う女性が私に「絆」と言う文字を送ってくださった。ホテルでの仕事を通して、訪れる人々が幸せを感じて頂けるようにと願い・・人々の心に寄り添ったサービスが形にできるようにと願う日々が生まれた。2012年は、世界中の人々が、小さな手の中で幸せを握り締めることが出来る1年であって欲しい。

 


父と母への手紙

2011-12-28 07:21:42 | 愛情

母が81歳を12月で迎えた。父は、86歳となった。いつまでも、元気でいて欲しいと願う毎日。大学進学と共に、故郷福岡から遠く離れて東京へ出た。以来毎月1通の手紙を書く。元気でいるよと伝えると共に父 母へ何かを伝えたくて書きつづけて30年ちょっとになる。社会が辛くて泣きそうな時も、うれしくて飛び上がりたい時も父へ母へ思いを伝え続けた。

まだまだ親孝行ができない・・・。沖縄での生活が始まった時、父と母は東京より近くなったと喜んでくれた。その母が病に犯されている。心が張り裂けそうなくらい心配になることがある。父は、アルツハイマー襲われて母を守ることができない・・。あの頑固で立派な父も今は影をひそめている。先日、電話で父と話した時にあれっ?普通に会話が出来ている・・病院でもアルツハイマーの進行が遅くなっていると言われたらしい。弟が父と話した時には、まるで他人に話すように丁寧な言葉で話しかけてきたと聞いていたから・・・。母が、「あなたは別なのよ」と心配ばかり掛けてきた息子への想いが親としての心を頑丈にしてくれていると言う。

自分自身、子供達と離れた生活をしながら、月に1度会いに帰る。親子と言う因縁は、時として厳しくさびしいと思う時がある。親となって・・子供たちへの愛情と両親への愛情と・・一瞬一瞬の時を大切に感じながらも、時は、どんどん流れていく。この1年、厳しい試練の1年となった日本で・・・来年こそは、心豊かに過ごせる1年であって欲しいと願うばかりだ。来年は、父と母と家族で湯布院へ行ってのんびり温泉で過ごす時間を作ると決めて仕事をすることとした。来年への希望が生まれてきた。

 


世界からの祈り

2011-12-26 07:40:22 | 愛情

韓国から素敵なゲストが来沖。11月下旬に韓国のミリアムシアターカンパニー代表のチャンさんが沖縄に来られた。ブロードウェイでアジア人としてミュージカルを成功させて世界各地で人々に感動を与え続けているミュージカル劇団の代表。

食事に、カンナリゾートに立ち寄られたことがきっかで・・・出会いとなった。ディナータイムには2時間に及ぶ懇談を頂き、韓国と日本が人と人で結ばれる友好を更に強めたいとのチャンさんの思いを伺った。東日本を襲った被害がきっかけで、アジアの多くの人々の心の中に祈りが生まれたと言う。来年に再来沖を約束。私も、韓国への招聘を受けた。

ホテルと言うところは、人の十字路。人が出会い、交わるところ。それそれの人々の心に幸せのともし火が宿るところでありたいと願う。2011年は、日本にとって世界にとって忘れられない大きな1年となった。「絆」と言う言葉が人々の心に響いた1年であったと思う。

「PLAY FOR JAPAN」世界中が日本のために祈りを捧げた2011年もあと少し。これからの日本は、この多くの祈りを受けてどこに向かうのか?光に満ちた幸せな年が全ての人々に降りそそぐ1年であってほしいと願うばかりだ。