以前にも書いたが、歩くと言うことは、人間にとってとっても重要なこと。原始人間は、歩いて移動した。西アジアから東アジアへ、アフリカからヨーロッパへ。人間のDNAの中には、歩くと言う原始的な行為が核としてあるらしい。歩くことで健康の貯金をしている。10年後の自分の健康や体力は、今作られている。飽食の時代の中で、食べ物からの栄養も低下して、運動機能も低下して全てが便利になっている。
だからこそ、今、人生を豊かに過ごすためには何をしなければならないか?考えると・・・自然と答えが見えてくると思う。不便、不自由さの中で知恵を使い、体を使いして何かを生み出す達成感は、便利さの中からは生まれて来ないのではと思うが・・。
歩くと言う行為は、人間の機能や健康維持に不可欠と言う。代謝をあげることもそうだと言う。歩くことで頭の中が整理されていく。内蔵機能にも影響を与える。今、健康のためのサプリメントが氾濫しているが、依存するだけでは何等改善されることはない。自らの原始からの体の機能を十分に使うことが何より人生の豊かさを作り出して行く。
早朝、太陽が昇る景色を眺めていると心が穏やかで美しいものへの感動が生まれて来る。歩きながら自然に触れ、その日その日の空気の違いを感じ取って、感性を豊かにして、毎日を充実させる糧とする。