先日、「車椅子の花嫁」イベントで花嫁姿になられた高良美佐代さんが来館されました。カンナリゾートヴィラでは、今年の11月に「車椅子の花嫁」ユニバーサルウェディングイベントを開催する予定でプロジェクトを立ち上げました。「高良美佐代さん」を中心に「NPOバリアフリーネットワーク会議」、「比嘉周作さん」「指定就労継続作業施設あいとぴあ代表の富山光枝さん」「カンナリゾートヴィラ」が現在中心になって動き始めました。これから、ブライダル会社や旅行代理店にも協力を頂きながら進めて行きたいと考えています。
何故今、車椅子の花嫁なのか?沖縄では、現在メディカルツーリズムと言う新たな観光資源を積極的に進めています。これは、これで素晴らしいと思いますが、私は、「沖縄ホスピタリティー」をテーマに「ケアツーリズム」を基本にした観光資源を積極的に活用展開していく事が必要であり、それには、沖縄の環境・風土がぴったりだと思います。沖縄の人々が持つホスピタリティーや風土・食材・文化などは当にケアツーリズムのためにあるようにさえ思ってしまいます。障害者の方々だけにやさしいと言うのではなく人にやさしい文化を持つ沖縄だからこそできるのではないかと思います。そして、「ユニバーサルウェディング」障害者の方々にリゾートウェディングを挙げて頂きたい。むしろ、沖縄で結婚式を挙げて頂く環境を作るところにケアツーリズムがあるように思います。これから、このプロジェクトが進む中で知って頂けるような情報公開を進めて行きたいと思います。