気合！

行くと決めてはいた物の今朝８時までうだうだ悩んでいたのは木綿着物を着るか
正絹絽を着るか（だって暑いんだ物）
７日のお出かけに一度しか着ていない縦絽色無地を着るつもりだったのですが
天気予報が曇りのち雨・・・。
これで洗いに出すとはいえ降りによっては断念するかも・・・と思うと
がんばって今日着てしまえとエイヤッと着ました、はい（笑）
前回は真夏コーデでしたが、さすがに今日は秋を意識して。



汗吸ってもらう為に手ぬぐい半襟。
今回の展覧会は、ドレスコード割引という制度があって木を彫って作品を作っている
作者に合わせて「木で作られたもの（アクセサリーやボタンなど）を身に着けて
ご来館されたお客様は、団体料金でご入場いただけます。」
なんだか洒落てて憎いわ、庭園美術館

という事だったので先日骨董市で購入の木彫りの帯留付帯締めで行って
ちゃんと２００円引きで入館させてもらいました。
バックの持ち手やブローチ、キーホルダー、日傘の持ち手等、木でできた物を
チケット売り場で見せればOKですよ

本当に暑くて外を歩く時は汗との闘いでしたが、やっぱり着ると嬉しい着物。
がんばって着たご褒美か、行きのバス停で前に並んでいた老婦人から
「いい色の着物ね。私その色大好きなの」とおっしゃっていただき
美術館内では、あるフロアにいらした職員さん（５０歳台ぐらい）に
「きれいに着てるわね。半襟や足袋で遊んでいてステキよ」と声をかけられました。
人間誉められると嬉しい物なので（たとえお世辞でも）、心の充電におまけももらって
着物で行ってよかったです。この絽、２回着たから満足だし























































美術館からの帰り道にある「池田」に麻の着物か絞りの浴衣がないかなーと
ちょっと入って見たのですが、いい麻の着物が２枚ほどあったもののやはりサイズが
合わず。しぼりの浴衣もあったのですが気に入らなかったので目の保養だけ
させてもらって岐路に着きました。

９時過ぎに家を出て１４時頃帰宅。子供達と同じくらいに帰って来られたのでばっちりでした

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充電！

今日から待ち待った給食開始
やらなくてはいけない事が山積みなのですが、まずは心の充電よ！と
行きたくてしかたなかった船越桂の彫刻を見に庭園美術館へ

彼の彫刻は写真や映像で見て好きだったのですが、実物を見る機会が
ありませんでした。
実物はやっぱり写真の何倍もよかったです
特にガラスではない大理石でできた瞳に惹かれました。
どの像も大なり小なり斜視気味で微妙に焦点があっていない夢見るような瞳。
一体何を見ているのか・・・。
スフィンクスという両性具有の像を見ている時に像の瞳が動いて私の視線と
合いそうな気がしたのです。でももし視線が合ってしまったら自分は
終わり・・・な気分になりました。幸いスフィンクスの視線は動きませんでしたが

初期の頃の普通の人を映した像達もみんな物思いに耽っていて邪魔するのが
悪い感じでした。庭園美術館の構造を生かして一部屋に一体の像だけが
置いてあったりと部屋に合わせての像の選び方がさすがでした。

特に印象に残ったのは、曇りガラス越しに唯一光が差したバスルームに置かれた
女性像。とても美しかったです

この展覧会は、像達と会話したかったので一人で行くと決めていましたが
これは正解でした。
じっくりゆっくり何度も気が済むまで気に入った像を見られたので。

混んでるかもと思ったのですが、人は少なめでラッキーでした。
２３日までなので、気になっている方はぜひ足を運んで下さい
損はしませんよ

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