さて国民の裁定が下る衆議院選挙はあと一週間となったわけだが、現与党がどのくらいの議席を減らすかが見どころなのは間違いない。
確かに野党の議席は増えるだろうが政権交代まで行き着けるのかはちょっと疑問だ。
野党が大幅に議席を増やして政権交代した場合の「その後の政権運営が想像できない」のが最大の不安材料だからだろう。
一度、野田さんの頃の民主党政権を知っている有権者は数多いわけであの頃はやっぱり力不足感があった。
野党共闘と意気込んでいるのはわかるが現在でも野党の力不足感は否めないだろう。
「現野党が政権交代した場合はこうなる」というビジョンが見えてこないのはある意味致命傷に近い。
リキんで演説して「○○を国会に行かせてください」とか言っているようでは昔の政治家と何も変わらない。
まあ、新人が言っているのだったらまだ聞けるがベテラン候補者のセリフではないだろう。
時代は令和なのだから選挙戦も時代にあった戦略を考えないとね。
有権者は何を聞きたいのか？
何に期待するのか？
それが投票行動につながるのか？
有権者は今まで口車に乗せられて投票してきたワケだから懐疑心は増しているだろう。
また、現与党は継続してきた安倍政権を否定したら少しは票が取れるかもしれないがそれは無理な話だろう。
さて今週日曜日は国民の裁定が下される。
ますます目が離せないね。