
温かいミルクティーを飲みながら、更新しています。
これにケーキがあれば最高なんて思いながら、書き始めました。

私が小学生の時、とても悲しい思いをしたことですが
ご近所に一人暮らしのおじいさんがいました。
当時12年ほど前に、おばあさんを亡くし、子供さんがいなく、
一人で暮らしていました。
年齢は70歳ぐらいだったか?忘れましたが
おじいさんに、母は、とても可愛がってもらったそうです。
母は、父親を早くに亡くしているので、父親のような人だったそうです。
おじいさんも、だんだん寂しくなってきたのでしょうか、
ひとりごとを言ったり、精神的に疲労が重なってきたのか
周りからは、頭がおかしい、きちがい(言葉が悪いですが)になったとか・・・
言われ始めたそうです。
いつの日か、そのおじいさんは、精神病院へ入れられたそうです。
それは、誰がそのようにしたのかは、わかりませんが、
私は、母がとても嘆いていたことを覚えています。
当時も役所の人がしたのか、どうかわかりませんが
しばらくして、両親がおじいさんの入院している精神病院へ面会に行きました。
おじいさんはとても喜んでいたそうですが、
「なんでワシが、こんなところに入れられないといけないのか
ワシは、きちがいじゃない」
と、泣いていたそうです。
身内のいないおじいさんには、引き取ってもらう人がいないので、
どうすることも出来ないことでした。
母もとても辛かったと思います。
病院に入れられて数ヶ月後、おじいさんは亡くなったそうです。
この話を聞いたとき、子供心にとてもショックでした。

今のように、認知症なんて病気がなかったので、頭がおかしいと言われていたのでしょう。
かわいそうだったおじいさん・・・・
自分の意思で入った病院でないので、かわいそう過ぎます。
当時は、医学も発達していない時代だったので、認知症なんてわからなかったこと
今、思い出してもかわいそうです。
あの頃のことを思い出しながら、書いていますが、
今も切ない思いです。

応援ポチッとよろしくネ

