19blues

働くアラフォー別居婚女子の日常

とんび

2009年08月22日 | 2009 読む
 
 
 
 ん~、
 親子、
 特にオヤジと息子の描写といったら
 重松さんだなー。
 
 不器用ながらも
 人間味あふれる主人公の気持ちが
 しんみりせまる本です。
 
 読書の秋に
 

 ◎物語
 昭和三十七年。
 瀬戸内海に面した街、備後市。
 二十八歳のヤスは、待望の長男アキラが誕生し、
 生涯最高の喜びに浸っていた。
 愛妻、美佐子と、我が子の成長を見守り、
 幸せを噛みしめる日々。
 それは、幼い頃に親と離別したヤスにとって、
 ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。
 しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう――。
 困難に直面するたび、不器用に戸惑い、悩みながら、
 それでも我が子の幸せ第一に考え、
 息子を育てる父親の、喜びと哀しみ。魂が涙する、父親物語の最高傑作!