前回の投稿に引き続き、クリスマスシーズンに行ったアメリカのレストラン。第二弾はギリシャ料理です。私は都内の地中海料理のレストランには行ったことがありましたが、本格的なギリシャ料理のレストランはこの日が初めてでした。
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私たちが訪れたのは、ニューヨークのタリータウンにあるグリークレストランです。タリータウンはマンハッタンから北に40㎞、ハドソン川の東岸に位置します。街の中心地から少し離れたところに車を停めてレストランまで歩いて行くことにしました。
ハッピーホリデーの期間は駐車料金が2時間無料になるという素敵なシステムのアメリカ。
もしかすると州によるのかもしれませんが、私の滞在先であるニュージャージーの街も同じようにこの期間は2時間無料になっていました。
電話ボックスにサンタクロースを発見。
トナカイに電話でもしてるのでしょうか。
レストランに入る前にタリータウンの街を散策しました。
可愛いらしい街。
頑張っておしゃれをしましたという感じの12歳くらいの可愛い女の子たちとすれ違いました。きっと電車でマンハッタンにでも遊びに行くのでしょう。
向こうの壁では私の大好きなダルメシアンがサンタさんのお尻をかじっています。
あらら。サンタさん大慌て。
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そしてお目当てのレストランがこちらです。
ギリシャのカラーである青と白のレストラン。店内もこんな感じ。
この日にオーダーしたのは代表的なギリシャ料理のあれこれでした。
タコのグリル、スパナコピタ(ほうれん草のパイ)、イェミスタ(パプリカのミートライス詰め)、スブラキ(ハーブの効いたラム肉の串焼き)、ティロピタ(チーズパイ)です。
どれも美味しいけれど、やはり絶品はギリシャ料理の代表ともいえるタコのグリルではないでしょうか。
オリーブオイルとレモン、ハーブの効いた料理の数々。シンプルで爽やかな味わい。これらの料理を楽しみ、食後にグリークコーヒーを飲むと長生きできそうな気持ちなるから不思議です。
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食事の後は、ノースタリータウンのスリーピーホロウへ。
Sleepy Hollow は、ニューヨーク近郊で語り継がれている伝説です。ジョニー・デップ主演映画『スリーピー・ホロウ』やディズニーのアニメーション『イカボードとトード氏』でも描かれています。
脚色は様々ですが、首なし騎士の伝説を簡単に説明すると、「首を切られた騎士が頭部を失ったまま復活し、夜の森の中で眼の光る馬に乗りながら次の獲物を待ち構えている」というもの。
いかにも首なし騎士が潜んでいそうな雰囲気です。
Sleepy Hollow Cemetery(スリーピーホロウ墓地)は物語のキーワードにもなっているのですが、ロックフェラーやカーネギーなどの著名人が多く眠っていることでも有名です。
こちらがディズニーのアニメーション。
(・∀・)
すっかりギリシャ料理から離れてしまいました。最後に、こちらがタリータウンのグリークレストランの全体像。私にギリシャ料理の美味しさを教えてくれた店です。