ニューヨーク/世界発~徒然草~

ニューヨーク在住の筆者(M)と世界中を飛び回る筆者(T)が綴る、自由気ままな日記帳

お疲れ様でした

2012年03月30日 | Weblog
今週は超過密なスケジュールだったにも関わらず、かなり自炊に励んだな~。と、自分を褒めてあげたい。早い日は、早朝4時半から会議。ボーッと聴いてるわけにもいかず、熱い紅茶を片手に苦戦。。。
自炊と言ったって、日本のママ達のように何品も作るわけではない。単品が続いてるなああ。東南アジアの屋台で食べるような、ぶっかけゴハン、炒飯や炒麺が中心。どうしても野菜不足になりがちなんだが、今週は特に。。。

それにしても、さすがニューヨーク。アジア食材が簡単に揃います。大都市を離れると、メジャーなはずのチャイニーズですら、怪しくなる。

ありがたいことに、文句一つ言わずに食べてくれる大黒柱さんと急須ちゃん(^-^)/ 大黒柱ママの料理はイタリアンが中心。今じゃしっかっり「米食う人」してるけど、うちの大黒柱さんがアジア食に慣れ親しむようになったのは、どうやら結婚してからみたい。まあ、文句言われたら、2度と作らないけどね。

2歳3ヶ月になった我が子、急須ちゃん。最近は、言葉数も増えてきました。
気にいると、Good chicken, yummy, oishii なんて感じで話してくれます。
気がつけば、ずっとお喋りしてる。言葉の発達などを心配していた去年の夏が、今じゃ遠い昔のようです。

カオマンガイ


まずは鶏の皮を刻んだものを熱々のフライパンにいれて、油が出てカリカリになるまで火を通します。
油の中に、刻みにんにくを投入。こんがりキツネ色になるまで炒め、油も全部一緒に炊飯器へ。
お米を炊くときは、鶏肉を茹でた時の鶏スープを使います。味のしっかりついた鶏がらスープがあれば、なおよし。
臭い消しも兼ねて、生姜の輪切りを数枚一緒に入れて炊きます。
ソースは生姜とにんにく入り酢醤油ベース。お味噌風の大豆入りソースも足して、風味ばっちり。
唐辛子を少し入れると美味しいのだが、今回はなし。
胚芽玄米を使ったから茶色ご飯になったけど、少しヘルシー版に。

カオムーグロップ


三枚肉を使った、こってりメニュー。
この外はカリカリ、中は柔らかのクリスピーポークを作るのがメイン。


先ずは、醤油で軽く味付けたお湯で1時間半ぐらい、お肉が柔らかくなるまで煮込みます。
軟らかくなったら、味がしみるように、フォークで穴をしっかりあけます。
醤油ベースのたれに漬け込み、待つこと数時間。たれから引き上げたら、今度はオーブンでへ投入。
両面に焼き色がつくまで、オーブンで焼くこと1時間弱。
最後は、油でカラッと揚げちゃいます。
これで、外はカリカリ、中はふっくらスペシャル三枚肉の出来上がり!

チャイニーズブロッコリーと炒めたり、バジル炒めにしても美味しいですよ。

アジア風マカロニ炒め


玉葱と鶏肉を炒め、オイスターベースで味付けしちゃいます。卵、トマト、青葱、マカロニも加えて、
トマトケチャップで味付け。さっさっと出来ちゃう、簡単メニュー。

週末はゆっくり休んで、春を楽しみたいな。




アメリカの退職・年金プラン&学資貯金

2012年03月23日 | Weblog
アメリカでは、日本のような退職金システムがありません。401Kと呼ばれる退職金制度を導入している企業が多いのですが、基本的には自分の給与からの天引き貯金のようなもの。長年勤務したから退職金がよくなるわけでもなく、自分がどれだけ貯蓄したかどうかにかかります。企業側は、”Match"と呼ばれる心づけを社員の401K講座に加算振込みしてくれます。Matchの額は、会社によりまちまち。貯金したお金は、運用会社を通じて、株の投資やMutualFundへの投資に使われます。社員各個人の判断により、どこにどれだけ投資するか決めます。市場のアップダウンによっては、残高がぐぐんっと減ったりすることも。(リーマンショックの時は、かなり残高が減ったなあ)増えても減っても、自己責任。ハイリスク・ハイリターンとローリスク・ローリターン系を混ぜてバランスよく投資するように心がけていますが。。401Kの天引きは課税前に行われるので、給与への課税額が減り、目の前の節税効果あり。また退職して貯蓄額を引きおろすまでは、口座内の投資利益にも税金がかかりません。つまり、所得税を何十年か先、貯蓄額を使い始める時に支払うことになります。

退職後は年収が減るので、現役時代よりも低い税率が適用されると予測した場合、401Kの魅力はアップ↑。
投資利益に対する所得税をすぐに払わないでいい分、いまのうちに思いっきり貯蓄額を増やしておくのも手。
とはいえ、税金って年々上がってるよなあ。20年、30年後は、いまよりずっと税金が高そう。
そうなると早い段階で所得税を払ったほうがお得!?

併せて貯蓄に利用したいのが、Roth IRA(個人退職金プログラム)。所得税控除の対象にはなりませんが、引き落とす際に所得税がかかりません。しかも一定の年齢になったら最適金額引き落とさなくてはいけないというルールもありません。お金にゆとりがある高齢者の場合、お金を増やし続けるよい方法のひとつ。しかし現段階で高所得の人々は、Roth IRA(個人退職金プログラム)に参加することができません。

高所得の人々も加入できるのはRoth 401K。でも、あんまりメジャーではないみたい!?Rothと401Kの特徴を持ち合わせているとのことだが、詳しいことはよく分からない。勉強してみなくちゃ。

学資貯金(529 College Saving Program)も、退職金制度に似た投資制度。会社を通して口座を開いたのはオハイオ州の529。連邦所得税の節税にはつながるけれど、ニューヨーク州の所得税の節税にはならず。なので個人で直接、ニューヨーク州の529にも口座を開いてある。塵も積もれば山となるだから、すこしずつでも貯蓄に回し、すこしでも節税できるよう日々心がけています。

あっ、所得を増やす努力もしなくちゃ。景気がよくなってきたとは言え、回復はまだまだ。
今年、年収の大幅アップは期待できないみたい。がんばらなくちゃ。。。。



ナムプリック・パオ<万能味噌>

2012年03月16日 | Weblog
唐辛子、にんにく、干しエビ、玉葱、砂糖などがふんだんに入ったタイの甘辛味噌。
炒め物やスープの味付けによく使われる、万能味噌。食べるラー油のタイ版といったところでしょうか。
炒め物といえば、バジルを入れてアサリのナムプリックパオ炒め、豚肉とベビーコーンのナムプリックパオ炒めはもちろんのこと、蟹と卵のカレー粉炒めにもナムプリックパオは欠かせません。我が家の台所には欠かせない調味料のひとつ。

忙しい朝ごはんやランチにも、お役立ち。
8枚切食パンがなかったので、ホットドック用のパンに挟んで、いっただきます。
まずはジャムの代わりにナムプリックパオをたっぷり塗り、乾燥ほぐし豚肉を乗せる。



うちの大黒柱サンには、ちょっと抵抗があるみたい。美味しいんだけどなあ。

ちなみに乾燥ほぐし豚肉は台湾製。お粥と一緒に食べる為に常時。といいつつ、実際はお粥よりパンと食べることのほうが多いかも。米を砕いて形が無くなるまで煮込む、どろどろしたおもゆのような中華風お粥。朝食に向いてるとはおもうけど、作る時間がなかなかない。本来はお米から煮込むのだけど、私流は残りご飯をフードプロセッサーにかけてからお粥にする、手抜き楽々。ちなみに鶏スープベースのお粥も好きだなあ。トッピングは、生姜の千切り、ネギにパクチー。このほかに好みでナンプラーや唐辛子のパウダー、酢、砂糖などを加えると美味しさアップ。ぜひお試しください。

Trinity Place(トリニティープレイス)@金融街

2012年03月09日 | Weblog
ボストンに引越しすることになった友人と一緒に、オフィスの近くでランチをすることに。
場所はワールドトレードセンター(WTC)が倒壊した跡地グラウンド・ゼロのすぐ近く、ズコッティ公園脇にあるTrinity Place(トリニティープレイス)。ちなみにズコッティ公園といえば、昨年アメリカの失業問題や格差などに抗議するデモが繰り広げられた場所。レストランがある場所も、もともとは銀行があった所。

入り口を潜り、まず目に飛び込んでくるのは巨大金庫の扉。
店内はビジネスランチらしき人々混んでいたものの、ゆっくり落ち着いた雰囲気。

ここのLobster Bisque(ロブスター・ビスク)は、とっても好評。トロリとしたコクで、身も心もほっかほっか。ロブスターBLTサンドとハンバーガーも大人気。でも、今回お勧めしたいのは「蕎麦サラダ(Ahi Tuna and Soba Noodle Salad
)」。荒挽き黒胡椒がまぶされたツナも美味しいんだけど、蕎麦サラダがいい味出してるんです。人参、大根、胡瓜の千切り、葱、パクチー、枝豆が入った、さっぱり醤油風味。半信半疑でオーダーしたのに、リピしたい1品。




115 Broadway
(between Pine St & Thames St)
New York, NY 10006
Neighborhood: Financial District
(212) 964-0939
www.trinityplacenyc.com


魚アレルギー

2012年03月02日 | Weblog
相変わらず食が細く、偏食気味のわが娘。しかも、アレルギー持ち。離乳食も全然順調にいかなかったけど、2歳を過ぎた現在も食べるのは一苦労。調べた結果、病的じゃなく小さいみたいだし。身体が必要とすれば食べるらしい。食に興味を持つタイミングも、それぞれ違うわけだしね。あんまり悩まないようにしています。とはいえ、せっかく手間隙かけて作ったのに食べてくれないと凹むよね。もちろん、病院で小さいと言われ続けてますが、ゆっくりだけど体重も増えてるからいいかな。

数ヶ月前、シーフードに対するIgEを測定するための血液検査を受けてきました。うちの大黒柱パパは、かなりひどい甲殻類アレルギー。それが心配なのと、いままでも食事中にたびたび口が腫れるのが気になって検査を受けることに。結果はというと、カニとロブスターは平気らしい。その代わり、鱈、ツナ、海老に反応。鱈が一番強く、海老はまあまあレベル。蒲鉾入りの蕎麦を食べたときも、確かに唇が腫れてたっけ。確認してみると、しっかり蒲鉾に鱈が入っていました。(-。-; だからだ。とりあえず、鱈、ツナ、海老はご用心です。。今まで度々、唇の脇が赤くなったりしてるからな。。一度は、首のところが赤くなって、全身痒くなったことも。。あの時は魚の団子だったから、鱈が入ってたのかもしれない。それと、当初からツナを嫌って食べなかったのは、本能かな。

うちは魚が好きだから、急須ちゃんの魚アレルギーはちょっとつらい。海老は甘味を出すために、野菜炒めに入れたりしてきたし。。できることなら魚中心で行きたかったので、ちょっと悩んでます。急須ちゃん用に別の1品を用意することもあるけれど、手間がね。それにしても、魚アレルギーって珍しいのかな?なんだか、日本をはじめとするアジア諸国に比べアメリカや欧米のほうが、食物アレルギーをもつ人が多いような気がする。知り合いの子供たちも、ピーナツ、大豆、小麦粉、卵などにアレルギーを持っていたり。また、日本で魚アレルギーの子供は、食物アレルギーを持つ子供の5%程度だとか。でも欧米では30-40%だったり、国によっては大きな差があるみたい。そもそも、魚アレルギーの原因は、魚の筋肉に含まれるタンパク質にあるらしい。魚のコラーゲンもアレルギーの原因になるとか。魚アレルギーの場合、1種類ではなく、複数の魚に対してアレルギーを起こすらしい。原因になりやすい魚は、鮭、マグロ、いわし、カレイ、鱈、鯛、鯖、鰤など、今まで日常的に食べてきたものばかり。。