The Society of Alternative Medicine from 1987/代替医療学会

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がん民間療法/川島なお美

2015-10-12 19:32:02 | がん

54歳という若さで、胆管がんで亡くなられた女優の川島なお美さん。メディアはその死を悼むあまり、胆管がんの怖さを強調したうえで、専門医の「がんで助かるにはやはり早期発見しかない」というコメントを紹介している。

 しかし、川島さんの場合は早期発見されたにもかかわらず、発見から約2年で亡くなられた。しかも、2013年8月に人間ドックでがんが発見された時点で、「余命1年」と宣告されていたという。これは、同じ所属事務所で川島さんとパティシエ・鎧塚俊彦さん夫妻と家族ぐるみで親しくしてきたタレントの山田邦子さんが、川島さんから聞いた話としてテレビ番組で話している。また、山田さんは手術まで半年を要したことに、「鎧塚さんは『悔やまれる。早く行けばよかった』と言っていた」とも語っている。

 自覚症状がなく、健診で発見されその時点で余命宣告され、手術までに半年。医者の視点から言わせていただくと、どこか不自然である。余命1年と宣告した医師は、なにをもってそう言ったのだろうか。
 
●腹腔鏡手術への疑問

 検診で発見されたということは、がんの状況はまだそれほどでもなかったはずである。そうでなければ、約半年後の14年1月に手術を腹腔鏡で行ったことの説明がつかない。

 腹腔鏡手術は開腹手術に比べたら難易度が高いうえ、医師の腕によって大きな差が出る。しかもできるのはがんの部位切除が中心で、たとえば肝臓を全摘するなどということはできない。だから、腹腔鏡を選択したということは、がんの状況は肝臓転移がなく、周囲のリンパ節へも浸潤しておらず、まして腹膜播種がなかった、つまりお腹の中に広がっていなかったと考えられる。

 ところが報道によれば、川島さんの場合は、肝臓の外の胆管にできた肝外胆管がんではなく、肝臓内の細い胆管にできた肝内胆管がんだった。肝内胆管がんの腹腔鏡手術は、胆管がんのなかでも肝門部胆管がんに次いで難しいといわれる。

 先ごろ、群馬大学や千葉県がんセンターで胆管がんの腹腔鏡手術を受けた患者が次々に死亡したケースが事件になったが、その多くは肝門部胆管がんの腹腔鏡手術だった。

●健診でがんが発見されることは、いいことなのか

 川島さんがブログに綴ったところによると、川島さんは手術後、抗がん剤や放射線による治療を一切受けず、以下の「民間療法」を取り入れていたという。

(1)ビタミンC濃縮点滴などによる「免疫力増進療法」
(2)電磁波などにより邪気を取り除く「電磁波療法」
(3)発酵玄米や豆乳ヨーグルトといった食事を摂る「食事療法」

 しかも手術を受ける前から、こうした民間療法を実施していたともいう。
 
 肝内胆管がんは、もともと術後5年生存率が30~50%とされる難治性のがんだが、手術を受けた後も長生きした人もいるし、受けずに長生きした人もいる。

 ここからは一般論だが、手術が最善の方法とはいえないのである。自覚症状がないなら、たとえがんが発生したとはいっても、そのがんは体に対して悪さをしていなかったからだ。通常、胆管がんは黄疸が出て初めて発見される。

 実際、手術後の川島さんの状態はよくなかった。激ヤセが話題になるほど食欲も落ち、栄養失調状態に陥っていたようだ。これは「悪液質」といって、がんの進行によって引き起こされる衰弱である。悪液質が始まると、脂肪組織や筋肉の萎縮が進み、体中のエネルギーが消失していく。

 がんがあろうとなかろうと、人間は生きていくためには1日最低限1400キロカロリーの摂取が必要だ。これ以下だと、普通の生活ができなくなる。推測だが、川島さんはこうして最期のときまでを苦しみ抜いて亡くなられた。

 人間ドックのような健診でがんが発見されることが、果たしていいことなのだろうか。がんの種類によっても異なるが、がんの摘出手術が有効という確かなデータもない。

 あくまで「イフ」だが、健診によってがんが発見されず、発見されても症状がなかったのだから、手術を受けないという選択もあった。そうすれば、川島さんはもっと長生きできていたかもしれない。このような視点で「がん死」を捉えることも必要ではないだろうか

 

http://netallica.yahoo.co.jp/news/20150930-00010000-bjournala


大腸がん

2015-10-12 18:48:12 | がん

またひとり、熱い役者がこの世を去った。28日、54歳の若さで亡くなった今井雅之さん。末期の大腸がんであることを自ら告白し、闘病中であることを明かしてからわずか28日。「せめて秋まで」という願いさえ、かなうことはなかった。

 無念の降板となった舞台「THE WINDS OF GOD」。降板を発表する前、夕刊フジのインタビューに応じたが、自衛隊での実務経験もあるタフなイメージとは裏腹に「けがはしょっちゅうだが、それまで自分の辞書に病気はなかった。お医者さんにも生きているのが不思議、奇跡だといわれました」と、らしからぬ言葉でその衝撃を語っていた。

 そして先月、末期がんであることを明かした会見では、ほほはこけ、体もやせて細くなっていた。転院を繰り返し、抗がん剤治療の苦しさを語る姿は凄絶ですらあった。

 芸能人のがん闘病に関する著書もある芸能評論家の肥留間正明氏は「あの会見で、今井さんは、言葉ではまだ闘うといっていたが、目に勢いがなかった」と話す。「告知することがいいとは限らない。闘病する気持ちがあるとはいえ、告知されたことで知らないうちに気落ちし、死期を早めてしまう可能性すらある。闘うことが本当に難しい」とも。

「石原裕次郎さんは告知されていなかった。だから、最後までファンの前では石原裕次郎でいられた。漫画家の手塚治虫さんもそう。最後まで仕事を続けることができたんです」と肥留間氏。

 「一方、余命半年と宣告されたタレントの清水クーコさんは『死にたくない』と泣きながら亡くなった。歌手の出門英さんも告知された途端、今までの元気をすっかり失ってしまった」と説明する。

 秋に主演舞台の映画化が控えていたため、「よくなると信じています。神様には秋まで寿命を持たせてとお願いします」と会見で語っていた今井さん。このときすでに自分の死期を感じていたのだろうか。

 その早すぎる死を悼む声も絶えない。

 「THE WINDS OF GOD」で共演したタレント、井戸田潤(42)は「この舞台を成功させることが今井さんの想いでした。今井さんの想いを胸に最後まで舞台を務め上げます。『最後まで頼むぞ』と託された時の声が忘れられません」とコメントを発表した。

 ドラマで夫婦役を演じたことのある女優、田中美奈子(47)も「現場ではムードメーカーで、スタッフやキャストを盛り上げ、人の見ていないところで本当に努力の方でした。持ち前の負けじ魂で復活してくださると信じていたので大変残念です」と話した。

http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/150530/ent15053020210032-n1.html


大腸がん末期

2015-10-12 18:46:02 | がん

末期の大腸がんを公表していた俳優、今井雅之(いまい・まさゆき)さんが28日午前3時5分、大腸がんのため、東京都内の病院で死去した。54歳。兵庫県出身。がん告白会見から28日。復帰を誓っていたが願いはかなわなかった。本人の遺志で通夜、葬儀は近親者で密葬の形で行い、後日、お別れの会を行う。

 所属事務所によると、今井さんは入院して治療やリハビリをしてきたが、27日に容体が急変。28日、親族に看取られて息を引き取ったという。

 高校卒業後、陸上自衛隊に入隊したが、俳優を目指して除隊。法政大卒業後の1986年、奈良橋陽子演出の舞台「MONKEY」でデビュー。96年には映画「静かな生活」で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。

 ライフワークとなった特攻隊員を描いた舞台「THE WINDS OF GOD」は88年から上演。91年度芸術祭賞を受賞したほか、海外でも高い評価を得ている。

 54歳の誕生日の4月21日、大腸がんであることを公表し、「THE WINDS OF GOD」の降板を発表。

 4月30日には記者会見で、末期のステージIVであることを公表。「病には勝てなかった」と声を絞り出した。昨年11月に腫瘍を切除。転院を繰り返し、当時は6つ目の病院だった。抗がん剤の副作用で苦しい日々が続き、担当医に「モルヒネで殺してくれ」と懇願したことも明かした。

 7日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」が最後のテレビ出演となった。

 本紙の取材にも、病気と闘う思いを明かしていた今井さん。「自分が大病したことで、毎日を普通に生きることが、どれほど大切かを痛感した。若い世代に『生きて生きて生きまくれ』というメッセージを伝えたい」と語っていた。

http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/150528/ent15052821400034-n1.html


乳がん、5年生存率は50%

2015-10-12 18:41:43 | がん

先月24日に乳がん手術を受けた元女子プロレスラーでタレント、北斗晶(48)が3日、病院を退院し、埼玉県吉川市の自宅兼事務所「健介オフィス」で会見。がんは脇のリンパ節にも転移していたことを明かし、「5年生存率は50%」と告白した。

 ステージは「極めて3に近い2のB」だったといい、リンパ節の腫瘍も取ったため、「右脇の感覚はまったくありません。冷たい、熱いなど(も分からない)」と説明。今後は10月下旬から約半年間、抗がん剤治療を行った後、放射線治療など段階を踏んで治療していく。

 ふくらみのなくなった右胸を服の上から見せ、「胸がなくなるって、こういうことなんです」と涙する場面もあったが、「がんに負けないように闘います」と気丈に宣言。

http://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/151003/ent15100315480017-n1.html


がん死

2015-10-12 18:38:33 | がん

女優の川島なお美さんやフリーアナウンサーの黒木奈々さんら働き盛りの世代の著名人が相次いでがんで命を落としている。今や「2人に1人ががんになる」とされ、外来治療を受けながら働き続ける人もいる。専門家は「早期発見で治るがんもある。自覚症状がある場合は、すぐに受診を」と呼び掛けている。(平沢裕子、油原聡子、村島有紀)

 ◆みつけにくい胆管がん

 9月24日に54歳で亡くなった川島なお美さんの命を奪った胆管がんは、検診などでみつけにくく、有効な治療薬も少ないなど治癒が難しいとされるがんの一つだ。今年亡くなった任天堂の岩田聡社長や柔道五輪金メダリストの斉藤仁さんも胆管がんだった。いずれも働き盛りの50代の死で衝撃が大きかったが、一般的には70代が多く、がん患者全体では2~3%。治療は手術が第一選択となる。

 自覚症状としては、みぞおちから右上腹部の鈍痛、食欲不振、体重減少、発熱などがみられる。また、胆管が詰まると黄疸(おうだん)の症状が出る。皮膚や白目が黄色くなり、尿が茶色、便が白くなるほか、全身にかゆみが出る。こうした症状がある場合は、先延ばしにせず、すみやかに医療機関を受診する。

 ◆胃がんはピロリ菌

 9月19日に32歳の若さで亡くなったフリーアナウンサー、黒木奈々さんは胃がんだった。

 胃がんはかつて、塩分やストレスが原因とされてきたが、今ではピロリ菌による感染が重要な危険因子とされる。北海道大学大学院がん予防内科学講座の浅香正博特任教授は「40代までの感染者の場合、除菌によって胃がんの発生を90%以上抑制できると考えられている」と説明。若い世代こそ検査を受け、感染が判明したらすみやかに除菌するよう勧める。

 除菌治療は平成25年2月から保険適用となった。除菌治療に手術や入院は必要なく、胃酸を抑える薬と2種類の抗生物質を7日間、朝夕食後に服用する。

 ◆増加傾向の大腸がん

 5月に54歳で亡くなった俳優の今井雅之さんは大腸がんだった。体調に異変を感じたのは昨年8~9月で、11月に病院で検査を受けたところ、他の臓器への転移がみられる「ステージIV」の大腸がんと診断されたという。ステージIVの場合、5年生存率は3割程度とされる。

 大腸がんは、大腸の内側の表面にある粘膜に発生するがんで、食の欧米化などにより近年増加傾向にある。大腸がんになると、便に血が混じっていたり便秘になったりするほか腹痛などの症状が表れるが、初期にはほとんど自覚症状が出ない。ただ、便の中に混ざっている血液を検出する「便潜血検査」は早期発見に有効だ。がん研有明病院消化器センター大腸外科部長の上野雅資医師は「大腸がんは診断も簡単で比較的治りやすい。早期発見のためにも40歳以上の人は定期的に検査を受けてほしい」と話す。

 ◆早期なら内視鏡手術も

 9月23日に乳がんであることを公表したタレントの北斗晶さん(48)は、毎年秋頃に乳がん検査を受けており、昨年の検査では異常は見つからなかった。今年に入り、右の乳房にチクッとする痛みがあるなど異変に気付いたが、検査を受けている安心感もあり、すぐに受診することはなかったという。聖路加国際病院ブレストセンター長の山内英子医師は「中間期がんといって、検診と検診の間に見つかるがんもあります。検診を受けていても、異変に気づいたらすぐに受診を」と呼び掛ける。

 上野医師は「日本人に多い、胃がんや乳がん、大腸がんなどは比較的治りやすい」と指摘。早期に発見できれば、外科手術をしなくても内視鏡手術で済むこともあるといい、「若い人は忙しく、痛みや異常を感じても病院に行かずに悪化させてしまいがち。自分や家族のためにもがん検診をしっかりと受けてほしい」と話している

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00000547-san-hlth



体に溜まっている邪気を純金の棒で体をこすることにより払う

2015-10-12 05:32:50 | がん

「21日から、入院生活を送っていた。当初はベッドの上で仕事の計画を立てるくらい元気だったが、23日夜に吐血。それ以降は、話しかけられてもうなずくのがやっとだった。つきっきりで看病していた夫の鎧塚俊彦さんと2人きりになった瞬間に、夫の目を見つめて息を引き取ったそうだ」(知人)

 女優・川島なお美(享年54)が9月24日夜、亡くなった。川島に肝内胆管ガンが見つかったのは一昨年7月の人間ドックでのこと。

「さまざまな病院でセカンドオピニオンを受け、有名な近藤誠さんにも話を聞いていた。このころ、余命1年を宣告されていた」(同じ知人)

 昨年1月に腹腔鏡手術を受け、2週間ほどで退院。2カ月後には仕事復帰した。抗ガン剤や放射線治療は受けていなかった。

「肝内胆管ガンは再発が非常に多いガンです。放射線治療はまず効きません。抗ガン剤も非常に効きが悪く、有効率は数パーセントです」(三浦病院の三浦健院長)

 かわりに通っていたのが、民間療法だった。「ごしんじょう療法」を掲げる「貴峰道」という治療院は、渋谷区内のマンションの一室。川島がここを初めて訪ねたのは、ガンが見つかった’13年8月末だった。それから週に1~2度、通っていたという。スキンヘッドに口髭の貴田晞照院長(64)が語る。

「気の力で邪気を取ることで、ガン細胞を弱らせ、正常な細胞の働きを活性化させ免疫力を高めるんです。川島さんが通っていたのは事実です。最初は、ご主人の紹介でした。西洋医学の治療をメインに受けていましたが、時間のあるときにはここにいらしていました」

 川島が受けた治療の内容は「個人的なことなので話せない」(貴田氏)というが、川島の著書『私の死生観』(与謝野馨氏ほかとの共著。KADOKAWA刊)にはこうある。

体に溜まっている邪気(東洋医学の概念のひとつ。病を引き起こす元になる過剰な電磁気エネルギー)を純金の棒で体をこすることにより払ってくれるんです》《その治療をしてもらうと、本当に気力が充実するんです》

 純金の棒にすがって、亡くなる8日前まで、川島は舞台に立ち続けた。「仕事が薬」と、周囲に話していたが、迫りくる死を覚悟もしていた。

「1年ほど前、ご友人とお墓を探しに来られました。ただ、こちらではペットと同じ墓に納骨はできないんです。それをお伝えすると、その後ご連絡はありませんでした」(港区の賢崇寺)

 愛犬とともに永眠したい--。それが川島の願いだった。1月に亡くなった愛犬・シナモンと、いまは天国で戯れているに違いない。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151001-00010003-jisin-ent



健康寿命

2015-10-12 05:18:36 | 健康

世界188カ国の2013年の「健康寿命」を調べたところ、日本が1位だったとする調査結果を米ワシントン大(西部ワシントン州)などの研究チームが27日付の英医学誌ランセットで発表した。健康寿命は介護が必要だったり、日常生活に支障が出る病気にかかったりする期間を除き、自立して過ごせる期間を示す。

 同チームによると、日本の健康寿命は男性が71・11歳、女性が75・56歳で、男女とも健康寿命は1位だった。この年の日本人の平均寿命は男性が初めて80歳を超え、女性は86歳台だった。

 健康寿命の男女平均で2位は72・1歳のシンガポール。

http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015082801000999.html